大杉谷 (三重県多気郡大台町)

夏休み後半戦。天気よく、夏休み終了の業種の人もいるので高速渋滞はちょっとだけ軽い。今日は気合を入れ出陣。奥伊勢のドライブインでちょっとだけ値上げしたお気に入りのソバを食す。で、前々から行きたかった場所を目指し、山奥へ車を走らす。日本三大渓谷の一つ吉野熊野国立公園の大杉谷渓谷。ずっと憧れてた場所。

Osugi1宮川貯水池は水少なく翡翠色。すれ違う車皆無。「この先行って、いい川あるかなぁ?引き返すか?」と不安になるも、「いや、行けるだけ行ってみよう」と喝を入れる。このつり橋を車で渡るのだが、網目状なので下まる見え。

Osugi2天然記念物シリーズ第4弾。谷全体が天然記念物。





Osugi3こんな山奥の道端に二宮尊徳像。昨日のとは顔立ちが違いお釈迦様っぽい。昨日のも道端設置型であった。




Osugi9眼下の川の様子に目を凝らす助手席の副本部長が突然叫ぶ「うわぁー、なんじゃ、こりゃぁ!」。車を停め覗き込むと、そこには言葉や安物デジカメでは伝えられない見事な色でたたずむ淵が。ブルーをも、青をも、蒼をも、藍をも、エメグリをも超える色。
Osugi7川原に降り、美しい淵をいくつも泳ぐ。どこまでも見通すことができる透明度。言葉が出ない。泳いでも泳いでも、また美しい淵が現れる。広大な川原におっさん2人。この信じられない非現実的な世界に没頭する。


YouTube: 清流三重県大杉谷2


Osugi8何度もアブの襲撃を受けながらも、遡上すること数キロ。アブごときに邪魔はさせない。大きな岩壁を越えると副本部長がつぶやいた。「とうとう来た」。そこは夢の世界であった。美しいとはこのことである。日本一の美しさ=世界一の美しさである。「エル・ドラード黄金郷」と名付けた。戻りは仰向けになり、雲の流れを眺めながら、ゆったりとラフティング。アブに襲われないようにするには水中が一番。流れながら2人ともゲラゲラ笑い出した。「だめだぁ!こんなところ全然だめだぁ!こんなところ来たら、もうどこの川も満足できない身体になってしまう。サイコー!!」と発する奇声は岩壁に響く。
Osugi10ベースに戻り、ソバを食おうと、100均万能ナイフでで袋を切ったところ、「ザクっ」という音と伴に、人指し指に確かな手応え。「やってもうた」と思った瞬間、ポタポタと血がしたたり落ちる。傷口はかなり深い。前日に続いて流血戦である。副本部長より「すごい流血すね。いいじゃないすか、高血圧には」とのお言葉だが、殺意も笑う気力も沸かない。当分ギターが弾けないことが何より辛い。
Osugi5そんなこんなで、真っ青な淵の川べりで、昼寝をし、結局7時まで居座る。帰りは「つる太郎」というGoodな店を発見。穴子天定食1000円大満足。次回はカレーうどん定食を食べることに決定している。帰ると7箇所ぐらいアブに刺されていた。これぐらいの代償を払わなければ辿り着けない地であったが、それも安く感じるぐらいの夢のような1日だった。


YouTube: 清流三重県大杉谷



(2012/8/16)

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