上州の山巡り② (谷川岳 1977m)

さぁいよいよメインイベント、ずっと登りたかった世界一遭難者が多い谷川岳へ。 

大型ショッピングセンターのようなロープウェイ乗り場駐車場(\1000)で朝を迎える。
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朝7時、遅いロープウェイ(¥2060/往復)の始発に乗り込む。 大津市から同じように山巡りの旅をしている30代男性と山情報を交換。 遠い親父の故郷の山で、遠い母親の故郷の人と会うのは不思議である。
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迫る魔の山。
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ロープウェイを降りると雪世界。 アイゼンか悩むが、まずはスパイクを選択。 一歩一歩踏みしめながら天神尾根を登る。
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踏み跡をザックザックと歩き、魔の山との対決が迫る。
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二つの尾根ルート出会いの熊穴沢避難小屋。 さぁここから。
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全貌を現した。 「なんや、全然近いじゃん、こんなん楽勝」とみんな錯覚するのを知っている。
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どんどんキツくなる。GW前の日の先頭組なので踏み跡は薄く、周りにハイカーはほぼいない。 次の一歩を確認しながら登る。
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強烈にキツくなってきた。 岩も木もないのでバランス崩したら300mくらい滑落する。
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ピッケルを雪にぶっ込みながら、ザックザックと登るが、全然進まない。 雪とのタイマン勝負。 座るところなど皆無なのでアイゼンに替えられない。 なのでズルズル滑って余計な体力を使う。
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ようやく何か人工物が目に入っり、永遠と思われたキックステップの死闘が終わりに近づいていることを知る。 この辺りは発狂寸前。 気付くと「うりゃー!うりゃー!」と声を上げながら、ピッケルを両手でザラ雪にぶっこみ、船を漕ぐようにグイっと体を持ち上げて死にもの狂いで登っている自分に気付く。 こんな両手でピッケル使ったのは初めて。 
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ようやく座れるところ谷川岳ケルンに辿り着き腰を下ろし、とりあえずアイゼンに変更。
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さぁ、第1ピーク、トマノ耳へのビクトリーロード。 雪庇なのでこれが崩れたらジエンド。 よくみると深さ10mぐらいのクラックもあり、ゾッとする。
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3時間弱の10:11片耳ゲット。
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さぁ対峙する最高点オキノ耳へ。 天気も回復してイイ感じ。
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10:35憧れの谷川岳ピークハント。 相変わらずファッションセンス=ゼロね。 パタゴニア野郎からすれば異星人であろう。
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稜線美しすぎ。 ずっと見惚れる。
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800人以上の命を飲み込んだ一の倉沢に足ブラして昼食。 ウズラ串大好物であるが、これはイマイチだった。 判って欲しいなぁ、おいしいウズラ串の作り方。 ただフライにすればイイってもんじゃないのに。
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遅いロープウェイも帰りはイラつかない。 下山後、谷川岳がよく見える公園で死闘を振り返りながらアイゼンを洗い昼寝。
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今日の出来高。
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天神尾根ルートは夏道はどーってことないらしいが、やはり雪山となるとキツかった。 サクッと書いたが、両手ピッケル差して死にもの狂いで登ったあの急登のしんどさは忘れないだろう。 ピッケルがこんなにありがたく有効に感じた登山は初めてかも。
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(2018/4/28)

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