柿其渓谷 2015 3連投

毎年、私の川開き宣言を待ってくれている酔狂な川マニアもいるが、今年は宣言のタイミングを逸した。
とっくに夏、しかも猛暑。笑えるほど暑い。
勝手にパカーっとでも、ガバーっとでもいいので、全力で開きまくってください。

「夏休みは何をしますか?」の質問で一番多い回答は「なし」らしい。
「夏休み」それはお気楽な人たちにある言葉で、今年も夏休みはなし。
やってられないが、やる(潜る)のである。
そんなこんなで3週連続ソロで柿其へ。

7/26。ありゃ、水がない。水門開いているの初めて見た。ここ1ケ月ずっと東京なので気付かなかったが、こっちは相当の雨量だったようだ。
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遊ばせてもらった深い淵。下界は暑いが、ここは完ぺきな水温と気温。家にいなくてよかったと満足。
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イワナもプカプカ。
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8/2。水は一杯。下界は記録的な暑さであるが、今日も、水温、気温とも完璧。猛暑なんて関係ない。
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大好きな淵へ。気持ち良すぎる。
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大好きな岩場へ。美しすぎる。ギギも発見し、ご満悦。
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8/9。おっ!木が倒れてる。どかそうにも、重すぎで不可。
珍しく、可愛い女の子がヤスで魚獲り中。しばらく会話。「中学生?」「イヤ、大学生です。よく間違えられるんです」と。地元の子でお父さんと夕食のオカズ漁の最中。ヤス漁は基本違法だが、地元民には目をつぶってもらっているらしい。
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独り潜っていると巨大尺イワナ発見。全く動かない。寝てるようだ。とにかくデカイ。ここまで育つのに、どれほどの年月、人間の目をかいくぐって生きてきたのだろう。女の子を呼ぶか、どうしようか悩んだ。呼べば、この巨大魚の明日はない。
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ちょっと悩んだが、離れたところにいた女の子を手招きした。イワナには申し訳ないが、「食べる」ための殺生は認められるべきだと、自分を納得させた。昔から「可愛い子には漁をさせろ」とも言う。
お父さんと3人で捕獲作戦を練り、そっと近づく。逃げてくれ!という思いと、逃がすな!という複雑な心境。
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グサっ。女性とは可愛い顔をして酷いことをする生き物である。
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イワナの声なき絶叫が岩場に響き渡る。
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お父さんも、こんなデカイの久々見たと喜んでいた。
正直可愛そうであった。女の子が可愛くなかったら、地元の人でなかったら、夕食のオカズと聞かなかったら、この3つのどれか一つが欠けていたら、そっとしておいただろう。
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何はともあれ、やはり、川という世界は素晴らしい。
今年もこの世界に戻って来れたことに感謝。

(2015/8/9)

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