大川入山 2014冬 (1,907m)

仕事は納めた、明日の天気は晴天なり、いざ雪山へ。3つの候補があるがどこへ行こう。天気予報を見ると大川入山が快晴マーク。よっしゃ樹氷を見に行こう。猿投山以外、基本的には同じ山には登らないが、この山は今年2回目。

いつものようにトラブル対応のメール返信をしながら、8:30治部坂スキー場横の駐車場に乗り入れる。マイナス10度。先客3台。。。駐車場、雪積もりまくってるがな。。。ヤバイかなぁ。。。でも入るしかない。。。ありゃりゃ。。。やってもうた。。。スタックしてもうた。。。どうしよう。。。最悪な状況。トラブル対応しながら、自分がトラブルに陥る予想外の展開。数分、タイヤを空転させながら、「窮地」をアピールしていると、一人の登山者が寄ってきてくれて「押しましょうか」と助け舟。一人の力で何とかなるかなぁ。。。。せーの、せーの。。。出れた。。。よかったぁ。。。丁寧にお礼を言い、山頂で会いましょうと一旦別れる。まぁ、人生なんて何とかなるわさ。
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登山口から思いっきり積雪。防水スプレイをぶっかけ、アイゼン装着。。。。ありゃ、ゲイター忘れてもうた。
防水対策は、最強と言われるNIKWAXは高価で面倒くさそうなので、普通のフッ素系スプレイを使っている。(シリコン系はNGとのこと)
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歩いても歩いても雪。春に登った時も大雪であったが、前回とは全く違うことにすぐ気付いた。新雪パウダースノーなのである。塩というか、砂糖というか、グラニュー糖というか、メリケン粉(古っ)というか、とにかくムギュムギュっと音をたて、白い世界を進む。こりゃ体力消耗するわ。アイゼンでは、ある程度凍ってないと歩きにくい。
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大川入山は美しい山である。天気は完璧。雲なんて一つもない。やはり、雪山には青空が似合う。
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南アが見え始めるとテンションUP。完璧な風景。登っている人が見えそうな鮮明さである。
左から、北、間ノ岳、農鳥、塩見。
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途中、横岳山頂(1,574m)で一服。既に汗だく。首に巻いていたタオルを外す。。。。ありゃ。。。凍ってる。。。びっくり。。。こんな事をできるのは彼女しかいない。。。松たか子。
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とにかく歩きにくい。日本中の売れ残ったX'masケーキを寄せ集め、再び生クリームをこってり塗って、グラニュー粉を振り掛けまくったケーキ山を歩いているような感じ。(ローソク多すぎだろ)。
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先人の踏み跡をトレースし、とにかく青い空に向かって登るだけ。
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ズボズボ足首まで埋まりながら進む。ようやく山頂まで残り200mというところ。やがてズボズボは膝まで埋まり、ついには腰まで埋まりラッセル。猫ひろしよろしく「らっせーら、らっせーら」と鼓舞するが、ラッセル技術は持ち合わせていない。ヒザで歩くも、スノーシューかワカンがないと話にならない。ツボ足ではもう無理。。。。と、潔く撤退を決める。
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眺望のいい場所に戻り、荷物を降ろす。こんなに丸見えで恥ずかしくないのだろうか?と思うほどよく見える2つのアルプスに見入る。雲なんかひとつもない。空は真っ青。どこまでも見える。八ヶ岳までくっきり。この景色を見に、わざわざ来た。
南アどどどーん。左から、赤石、聖、上河内。
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大好きな中アどどどーん。
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本日は自慢のバカ息子の一張羅を借りた「チョイ悪赤ずきんちゃん」。防空ずきんとも、銀行強盗とも言えるが、あくまで赤ずきんである。(赤くないが。。。)
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絶景を2時間堪能した後、泣く泣くケーキ山から下山。
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のっけからスタックして人の手を借りるわ、何故かインナーソール紛失してるわ、ゲイター忘れるわ、結局敗退するわ、帰路手袋失くすわで、最後の最後までダメダメな一年の象徴だったが、極上の景色を拝め、いろいろ雪山の勉強になったのでよしとする。本当に雪山は手強い。
では、これで登り納め。。。。。という訳にはまだ行かない。まだ登れるだけ登る。

(2014/12/27)

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