冠山 (1257m)

夏というのは暑いものである。暑いから「夏」というのである。例年は、May-Jの「ありのままで」よろしく、嫌と言うほど「猛暑日」という言葉を聞くが、この8月の猛暑日はたった4日だったらしい。松たか子の「ありのままで」並みである。その上、週末はいつも天気が悪い。
ということで、今日は”泳ぐ”より”登る”を選択し、あわよくば”泳ぐ”もと下心を抱きながら、前からずっと行きたいと目を付けていた「奥美濃のマッターホルン」こと冠山に一人向かう。
ダムで水没させられた徳山ダムの更に上流。福井との県境冠峠を目指す。遠いとは思っていたが、実際は想像していたより、ずっと遠い。家から2.5時間。

これが「奥美濃のムッターハム」、もとい「奥美濃のマッターホルン」。尖っている。
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冠峠が林道の終点。ゲートがあり福井側には行けない。先客は7台程度。「こんな山奥までくる人って、どんな人かいな。。。」と思ったが、自分もここにいるので何も言えない。
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テクテク歩いて、冠山の麓、冠平に着。この尾根道を行けば、能郷白山に行けそうだが、クマ笹の上を歩ける積雪期でないと無理らしい。
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ロープ場となり、垂直に登っていく。おばちゃん達は「人生最大の試練」的なことを言っているが、アスレチック公園に毛が生えた程度。
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10分もかからず頂上へ、登ってきた林道が小さく見える。
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頂上の三角点と標識。登山口からここまで、ノンストップで1時間程度。もっと険しい、危険極まりないルートを期待したが、登山というよりピクニック的で、もの足りなさ過ぎ。
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頂上は越美の山々の360度パノラマ眺望。雲が山にぶつかり、龍が如く舞い上がり、また降りる姿が面白い。「登りたい山リスト」に入れている能郷白山、荒島岳、白山や、徳山ダム湖もよく見える。能郷白山は真冬に登ろうと計画している。石川から来た御夫婦に説明する際、「能ひろみの『能』に、郷ひろみの『郷』です」と言いそうに。。。ならない。
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頂上で2時間ほど過ごしたが、陽もまだ高い。”あわ良くば”計画を思い出し、来る時に目を付けておいた、きれいな淵へ移動。
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水着も持ってきてない。誰もいない山奥。「しょうがないなぁ」と、「♪ありのままのぉー」姿に着替え、冷やっこい清流で火照った身体を急冷する。万が一、人が来たら、「助けてください!今、追いはぎに襲われて」とか、「ぼく人間じゃありません。ジュゴンです」と言い訳すれば、納得してくれるだろう。
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帰路、ゲリラ豪雨い見舞われ、山と雲が融合した素晴らしい景色が現れる。すごいなぁ、自然って。
川で身体が冷えたのもあり、8月と言うのに「♪少しも寒くないわ」といえる状況にあらず、ヒーターをつけて帰った49の夜。
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その尖った風貌からから、ずっと登りたいと思っていたが、拍子抜けした山であった。

(2014/8/30)

コメント

No title
nakajiさんこんにちは♪

レポが面白過ぎです(≧∇≦)
ありのままの姿、『おいはぎ』も『ジュゴン』も無理あるので、
潔く『変質者』で良いのではないでしょうか?(笑)
で、「少しも寒くないわ♪」 じゃなかったんですね(^ ^;)

肝心の山レポを忘れる所でしたが、
『美濃のムッターハム』すごいいいですね!
登山道から1時間でこの絶景って所がまたそそられますね。
私だったら+1時間としても余裕だあ(*^^*)
いつかいきたい山に追加しておきます♪
No title
mokos様

変質者とは失敬な!(笑)
山を「まっぱ」で歩いていたら、それは「変質者」以外の何者でも
なく、さらに「まっぱ+ハイソックス+登山靴」だったら、「筋金入りの変質者」と言えますが、それと比べれば「川をまっぱで泳ぐ」は、セーフと言えます。
自分では「野生児」のつもりなんですが、誰もいない山の中でなければ、やはり変質者ですね。


越美の川は色々行っているのですが、山はよく判ってないので開発し甲斐があります。かみさんの実家が、大日岳、鷲ケ岳、白山も十分狙える郡上なのも追い風です。

本当に、登りたい山、山ほどありますよね。基本、尖った岩山が好きなので、「こんなところあるの知ってる?」というものあれば教えてくださいね。


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