2016年06月の記事 (1/1)

赤岳@八ヶ岳 (2,899m)

どうせ誰もまともに読まない何種もの報告書を送信し、「帰るぞ!」と勝手に宣言し退社。 私の標語「八ヶ岳、登るなら山梨側から」を実行すべき、19:00家を出発。
最近、山グッズをホイホイ買いまくっているため、高速代節約すべく、後半は下道を使う。 減った腹に「何が食べたい?」と聞くと「あさばー」との返事あり、飯田で高速を降り、王将へ。

153号から恐ろしくグニャグニャな山道を超え、これまためちゃ細い真っ暗な152号をゆっくりぶっ飛ばし、21:45昔ブームになったゼロ地場分杭峠へ。 「例えるなら、巨漢の相撲取りがガブリよつに組み、2つの大きな力がぶつかり均衡している状態」と現場の物知り顔したおじさんに説明を受けた記憶あり。 こんなのを信じて「身体がよくなったんで、毎週京都から来てるんですよ」と言う人や、まことしやかに「パワー水」とやらを売っている人達、どうでもいいです、好きにしてください。 
南アルプス林道入口もぶっ飛ばし、桜の名所高遠城もぶっとばし、152号最後の峠から見える茅野市の超絶夜景もぶっ飛ばし、23:00清里の登山者駐車場着。 疲れたぁ。。 清里に入ってから濃霧で10m先も見えなかったのが気がかり。 ここまでに出会ったのは、シカ5匹、タヌキ4匹でシカチーム優勢。
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4:00起床。 車は10台ぐらい。 トイレはきれいだがウォシュレットが壊れていた。 全国全てのトイレにウォシュレットを整備する法律を制定して欲しいものだ。
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ここからも登れるが、さらに500mぐらい登った登山口駐車場標高1600mに移動。
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ご存知のように、八ヶ岳という山はなく、主峰的なものが8山という訳でもない。 今日は、最難関ルート真教寺尾根ルートで最高峰赤岳に登り、県界尾根ルートで下山する計画。
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駐車場脇から入山。 美し森は本当に美しい。 よく女性で名前に「美」が付いていて、そうでない人がいるが、この森は美しい。
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賽の河原からの牛首さんと右肩に赤ちゃん。 霧が消えていないのでかなり心配。 好転を祈るばかり。 濡れているとこの先の超絶岸壁は登れない。
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高度を上げると、南アくっきり。 いつまでたってもNo2のままの北岳(左端)と男前の甲斐駒(右)。 富士山もくっきり。 こうも眺望がいいと、只でさえ亀登山なのに、さらに歩みは遅くなり牛歩に等しい。(しかし、亀より牛の方が速いか。。)
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7:18牛首さん2280m到着。 お隣尾根の権現岳(2,715m)もいい山ね。 ここまで超歩きやすい登山道で楽勝。
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ほどなく扇山(2356m)で、赤ちゃん全貌と対峙。 いつ見てもかっこいい山である。 さぁ、遊びはここまで。
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木々も低くなり、岩場となる。 日本の宝を背負って登る。 何度も振り返り「きれいやなぁ」とつぶやく。 これが冒頭の標語の意味。 眺望バツグン。
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さぁ、いよいよ延々と続く垂直鎖場の開始。 残り250mぐらいだが1時間以上を要する。 
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みんな天から延びる鎖を頼りによじ登る。
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鎖なしでも登れる似非鎖場とは違い、ここの鎖場は槍レベル。 「女性は無理だろうなぁ」と思っていると、おばちゃんも登っている。 76歳の爺さんも登っている。 この国の未来が心配だ。。。 こうも爺さん婆さん元気だと、社会保険負担は減る訳はない。 ということで、天狗さんスリーシスターズと肩を並べる。 無理しないように、景色を楽しみながらゆっくり登る。
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神経を使いながら、1時間以上、垂直鎖場と格闘。登り切ったと思えば、そこはまだ踊り場。 まだまだ続く。
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ようやく頂上が見えた。 そこまでも結構な鎖場。
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10:50ヒーヒー言いながら山頂到着。 5.5時間。。。情けない。 以前はスピード登山もしていたが、色々考えてこのスタイルに落ち着いたのだからしょうがない。
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パシャ。
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阿弥陀岳(2805m)を見ながらカレーパン一個を食す。何故かクソまずい。 腐ったのか? 飛び回る小虫を避けるため、頭から上着を被り、ipodでハードロックを聴きながら昼寝。 時折寝ぼけ眼を開けると天空の世界にいることが瞬時に理解できない心地好さ。
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右から横岳(2,829m)と大同心、硫黄岳(2760m)、天狗岳(2646m)。 南方面は真っ白で富士山、南アは見えず残念。
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頂上山荘でピンバッチ(600円)とお茶(400円)を購入。 八ケ岳の特徴は山小屋が多いこと。 夏沢峠以南だけでも10ぐらいある。 しかも、営業期間も比較的長く、頂上山荘はGW~文化の日までやっている。
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13:15県界尾根から大嫌いな下山開始。 登りと同レベルの垂直壁を下りる。 鎖場の鉄則は「全体重をかけない、左右にぶれない」であるが、足をフックする箇所もないので鎖に命を預ける。 このハシゴ場も、写っていないずっと上まで延々と続いている。
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1時間弱緊張の連続を超えて、普通の山モードに。
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判っとるわい!
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登りに利用した真教寺尾根が反対側に見える。 真教寺尾根ルートの方が眺望はいいため、結果的には天候が幾分よかった登りに使って大正解であった。
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誰一人会わない山道、林道を無言で下る。 ヘトヘト。 あとちょっとで駐車場というところでタヌキ発見。 夜行性なので昼に見るのは珍しい。 ということで、後半ロスタイムでシカ5匹に追いつきドローに持ち込んだタヌキチーム。 グループリーグ突破である。 結局下りも4時間かかり、17:15駐車場着。 
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帰路も、飯田まで下道をゆっくりぶっ飛ばし、昨晩と同じ王将に辿り着く。 減った腹に「何が食べたい?」と聞くと「あさばー」との返事あるも、2夜連続同じ店で同じメニュは許可下りず(誰のや?)、餃子定食を食す。
久々疲れた。。。 こういう高い山登った翌日は猿投山様に登ってまったりがルーティーンであるが、天気もよろしくないので休もう。 
これからどんどん暑くなっていくので、私としては山モード↓である。 早く雪の季節にならないかなぁ。
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(2016/6/12)