2014年03月の記事 (1/1)

大川入山 (1908m)

猿投山に登る度、恵那山の隣にそびえる真っ白なこの雪山を眺め、ずっと狙っていた。本当は、真冬の豪雪時に行きたかったが、ここ数ケ月、月に1日休めればラッキーという状態にあり、見送らざるを得なかった。そして待ちに待った休み。ゆっくり寝てればいいものを、5:30起きで、雪山単独登山敢行。


治部坂高原スキー場対面の無料駐車場から入山。
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30分も進めば、次第に雪が深くなり、ノーマル登山靴では不可能な状況に。
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シャキーン!の音と供に、天下の宝刀10本爪アイゼン装着。これさえあれば、アイスバーンなんて屁みたいなもの。ザックザックと踏み音をたて、ガンガン登る。ちなみにこれ、たった3580円の安物であるが、何も問題なし。
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目指す大川入山。美しい山である。登山道は整備されて歩き易いが、そこは雪山、ズボっとヒザまで踏み抜くこと何百回。夏場の数倍の体力を使う。
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ふと気付くと、南アどっかぁーん!。テンション上がるわ。
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とにかく、雪との戦い。キツイ、キツイ。この辺りは泣きそうだった。30秒登って、バクバクの心臓を落ち着けるため、30秒の立ち休みを繰り返し。「誰のために、何のために歩いてる?」と自問自答しながら、汗だくで、天に伸びる雪道を進む。
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もう少しで頂上。でも雪に邪魔され、思うように進まない。誰もいない、真っ白な世界。聞こえるのは、自分の口から出る「はぁはぁ、ぜいぜい」だけ。
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ほぼ休みなし3時間で、やっとこさ頂上。夏場はベンチや三角点が確認できるらしいが、何mも雪に覆われ何もない。タブレットGPSで確認すると確かに頂上。雪の中に埋もれていた「大川入山1908m」の朽ちた標識を発見し、山頂を確信。
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雪の上にシートを敷き、大好きな中アと南アを1時間堪能。
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さぁ下山。登りで体力使い果たし、ヘナヘナ。しかし、自分の足で歩かないと帰れないのが登山。また、頂上に着いたらそれはまだ半分を意味するのが登山。再び、延々と続く白銀の道なき道を3時間かけて下る。
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遠くにスキー場が見え出し、「やった後少しだ!」と安心したのが悪かったのか、道を見失い、かなりヤバイ状況に突入。ちょっとあせったが、こんなことは慣れたこと。五感を研ぎ澄まし、冷静に自分の進むべき方向を判断し、何とか下山。自分の車に辿り着けた時は、本当にホッとした。帰りは、道の駅信州平谷のお気に入りの温泉へ。
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(2014/3/29)