2013年09月の記事 (1/1)

御在所岳 (1,212m)

さぁ、秋晴れの土曜日。朝5:30起床で御在所に向かう。人の話やブログから情報を集めると、私好みの「岩山」であり、久々登りたいと思っていた。何年振りだろ。。。


朝7:30に中道登山道駐車場着。ほぼ満車。登り始めてすぐ急登のザレ、ガレ場。岩ゴツの無骨な山ということが伺われる。全貌が見えるとテンション上がり、「登ったるぞ」と気合を入れる。晴れているが、山頂に雲が。
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しばらくしてピサの斜塔のような4合目の負ばれ岩。「へぇー」って感じ。
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「絶対に落ちない」という事で、合格祈願にもなっている地蔵岩。是非に見たいと思っていた。岩を渡り、真下まで行けたので、思いっきり押してみたが、当然びくともせず。そんなことして、もし岩が落ちたら。。。。。逃げるしかない。とにかく奇岩だらけで、登っていて本当に楽しい。
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キレット。鎖場は何箇所もあり、中道はまさに「巨大フィールドアスレチック」。
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「うぉー!あんな所に好物の出っ張り岩が!」と、よだれを拭く。
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で、出っ張り岩のエッジに座り、足を空中に投げ出す。こういうのが大好きである。頂上に着いていないのに、もうここで満足。一番気に入った。「よくそんなところによく座りますねぇ」と、数人から声をかけられる。こんないい場所に座らないなんて、私には理解できない。結構寒くて息は白い。
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てな訳で2hちょっとで山頂到着。登山としては正直物足りない。ロープウェイで登ってくる人も多く、人一杯。あちこち散策できるようになっており、結構楽しめる。2km隣の尖がった鎌ケ岳に行ってみようと思ったが、ベンチで昼寝。
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登って来た中道も気に入ったが、四日市街と伊勢湾を正面に臨む裏道を帰り道に選択したのも正解。
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藤内壁はロッククライミングのメッカ。数人岸壁に張り付いていた。命を落とした方の碑も。唯一人間だけが、わざわざ危険な事をして、高揚感とか達成感を得ようとする生き物であろう。敬意は払うが、人様の迷惑にならないように。
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まるで雪渓のような真っ白い河原を歩くところも。
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そんなこんなで夕方4時に駐車場着。木がガサガサ揺れ、20匹ぐらいの猿の軍団が道路を横断。
「こんな山、近くにあったら毎週来るのになぁ」と思わせる山であった。お薦めの山。
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(2013/9/28)

川浦谷川 (岐阜県関市)

また、3連休。。。。いい加減うんざり。。。する訳はない。
今日は、いよいよ、憧れ続けたかの地へ出陣。以前、村の駐在さんに「あんな場所行かんほうがええ。毎年死人が出てる」と言われたところ。


板取川上流は日本のスイスと呼ばれている。息を飲む美しさである。
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本当に美しい。アーデル・ハイドがヨーゼフにまたがって出てきそうである。ちなみにスイスには、海はないのに「海軍」があるらしい。
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で、憧れてた川浦渓谷に到着。すんごいゴルジュ。
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これまたすごいゴルジュ13。
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車止めからテクテク歩くと現れる新深山トンネル。面白そうなので入ってみた。光から絶縁された視界ゼロ、漆黒の世界。100mも進むと、何も見えず、上下左右も判らなくなる。
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断崖絶壁の谷を急降下すると、好物の言葉が。私には温泉街の「歓迎」の旗にしか見えない。
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川原へ降りる。「何。。。。この美しさ」。言葉がでない。
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水、冷た過ぎ。強烈な痛みが突き刺ささる。水中ではヤマメが泳ぎまくる。鮎皆無。この冷たさでは冷水病で生息できない。
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深い谷底なので陽は当たらない。しかし、寒い・冷たいなんて言ってられない。この世界を素肌で体感するのか、しないのかだけである。
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激流もずんずん遡上する。
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更にずんずん遡上し、すんごい場所発見。日本にも、こんなところがあるんだ。説明できない。ひと言で言えば「宇宙」。ふた言で言えば「監視員のいないプール」である。
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卑猥な形の岩の近くで昼食。
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耐低体温症の秘密兵器「レトルトカレー辛口」を、温める術なく、そのままチュウチュウすするがあまり効果なし。こういう時は暖かい岩に抱きつくに限るが、陽が差さない深い深い谷底の岩は冷たい。そんなこんなで陽が山の端に没し、ジエンド。「じゃぁ、引き上げるか。今、何時?」と副本部長に聞くと驚愕の回答が。「まだ1時半すよ」。絶句。一時半と言えば、昼食後に「徹子の部屋」を見ながら、まったりする時間である。
谷底から脱出すると、「日陰、日陰」というぐらい暑い。「何、この寒暖の差。たった数10m上下しただけなのに」。こんな暑いならもっと泳ぎたかった。
「お前なんざぁ、まだ川の『か』の字も判ってない、ひよっこだ」と言われているような気がした、感動的な1日であった。


(2013/9/21)

乳岩 (402m)

今日は、前々から行きたかった三河のデビルズタワーこと乳岩へ。最初見たとき、「こ、これは、未知との遭遇で、Rドレイファスが泥だらけになりながら作ったデビルズタワーだ!」と思った。ここに大型UFO母船が現れ、着陸寸前に、ぐぃーんと上下ひっくり返るのであろう。
本当は明神山まで登りたかったが、今日は山嫌いの副本部長と川遊びの一環なので、また今度。


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びっくりするぐらい水きれい。


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まさにデビルズタワー。


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明神山への登山道から分岐し、しばらくすると、垂直のはしご場が連続する。


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はしごを登り、振り返ると、これが「体内くぐり」。光とともに岩の隙間から山の緑が見える様は、女性の身体から出ずる「命」である。

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通天橋と股間からみえる隣の岩山。愛知県にこんなものがあるとは。


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通天橋の真下。よじ登って、上であぐらを組んで一服したかったが、凡人には登れそうにない。


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目薬岩洞窟。壁の白い粉が目にいいとの伝承があるが。。。。そんなことやったら失明するはず。それにしても、誰がこの白い粉を目に入れようと思ったのだろうか。


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乳岩洞窟の入り口。形が乳に似ているからだそうで、鍾乳石を煎じて飲むと母乳の出がよくなるそうな。(しかし、人間、何でも口にするなぁ)


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洞窟は、高さ11m、幅18m、奥行き16mで、子安観音像がたくさん設置されている。


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振り返ると、絶景が。


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最近、ロッククライミングを始めたいと思っており、近々、我が日進市が開催しているクライミング体験会に行こうと計画している。最終目標は、野口啓代さんとのクライミングデートである。



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(2013/9/7)

乳岩川、宇連川某支流 (愛知県新城市)

猛暑も過ぎ去り、夏は終わりつつある。気温に併せ、ブログのヒット率も急降下。連日37℃だった週に休めなかったのが悔やまれる。しかも週末はなぜか天気が悪い。こういうときは天気がマシなところを探して泳ぎに行くことになる。
行きたい山もあったので、山&川ハイブリ作戦に変更し、早朝「歩く用意も」と目覚まし代わりに副本部長を叩き起こす。「愛知県に満足行くきれいな川はない。山も川も中途半端に終わるだろうなぁ」と思っていたが、それは完全に覆される1日となった。たどり着いたのは信じられないパラダイス。


まず、前から行きたかった三河のデビルズデビルズタワーこと乳岩(標高402m)に登る。期待に違わず面白かった。内容は「山登らー」参照。
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脇を流れる乳岩川、水量少ないが、びっくりする程きれいだった。10倍の水量あれば完璧。
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下山し、どこで泳ごうかと走り回り、行ってはダメ、行ってはダメを繰り返し、ズンズン山奥へ。で、偶然見つけたのがここ。見た瞬間、「きたぁーー!ボルトきたぁー!」と織田裕二の叫び声が脳内に響いた。本来とても泳げる場所でなく、色々な条件が重なり、今だけたまたま泳げる場所。平時はこんなところで泳ぐなんて誰も想像しないだろう。
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水中を覗くと、隣に立つ副本部長の足元は小魚だらけ。潜ってみると、巨大な鮎がアホほど。でも、それは見慣れた光景。



YouTube: 清流 愛知県 宇連川某支流(鮎ワンサカ)




よーく見ると、巨大鮎の数周りデカイ魚も群れをなして泳いでいる。。。。巨大化した陸封型ヤマメで、サクラマスになる中間ぐらい。



YouTube: 清流 愛知県 宇連川某支流 (ヤマメわんさか)




身体が冷え切っても、「まだまだ」と何度も気合を入れ潜り続ける。足がつり出しても「まだまだ」と、狂ったように泳ぎ続けた。どうにもこのパラダイスから離れたくなかった。もう二度と泳ぐことはできないだろう。最終的に川底の岩にしがみ付く握力がゼロになったところで、「もう十分でしょ」と中井美穂の哀れむような声が聞えた。ここでやっと正気に戻ることができ、踏ん切りが付いて、陸に上がることができた。ありがとう中井さん、あなたはボクの命の恩人です。あなたの声が聞えなかったら、今もまだ泳いでいたであろう。

(2013/9/7)