2013年07月の記事 (1/1)

弓掛川 (岐阜県下呂市)

夏まっさかり担いだキンタロー(フライングゲット)。今日はこの夏最大のイベント作戦Wの決行予定日。天気は快晴マークだが、かの地は前日大雨が降っており、気温も28度止まり。行くか?増水して危険過ぎやしないか?車に乗り込み2人で悩む。高速に乗るも、まだ悩む。「やっぱ最高のコンディションの日に行こう。じゃぁ、どこ行こう?」「んん。。。。」と倦怠期のカップルがケンタッキー食べながらする会話のように。「そうだ!冬に調べたところで行きたいところがある!」と軌道修正。新しい川の開拓は心躍る。

たどり着いたのは相当山の中の「小川の大滝」というパラドックス的名前の滝。かなりの迫力で相手にとって不足はない。泳げるか調査を行うが、どうにも危険すぎる水量でやめ。
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で、今日遊ばせてもらったのはココ。美しい清流で、淵もかなり深く、アマゴ、鮎、うぐいもワンサカ。何と言っても、水の冷たさが完璧。冷たいが、冷たすぎずの「冷やっこい」ってやつ。本当に気持ちよかった。
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ボク、ドザエモン (ケンカキックを自爆した蝶野ではない)。
東海地方の川は行き尽くした感もあったが、いやいや驕ることなかれ、まだまだきれいな川はある。本当にいい川だった。
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帰りはパワースポットとの触れ込みの金山巨石群岩屋岩陰遺跡に。古代文明と天文学を結びつけ、それっぽい綿密な研究結果がいたるところに説明してあるが。。。。。。私にはほとんどコジハル(フライングゲット)ならぬ。コジツケにしか感じられず、ロマンはあるが、説得力ほぼゼロだった。まぁ、人間には巨岩信仰や巨木信仰があるのは理解するので、鵜呑みに信じたい人はどうぞ。
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馬瀬川ダム湖はSmoke on the warter。こっちの方が、ずっと神秘的だった。
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ついでに、横谷峡四つの滝へ。着いたのは夜7時。左上からZ型に白滝、二見滝、紅葉滝、鶏鳴滝。ちょっとチープで泳げる雰囲気ではなかった。夜の滝めぐりを終え、車に乗り込み数分後、絹を裂くような悲鳴が車内に響く。。。。。。。副本部長の足の裏にヒル。(ヒルイングゲット)
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(2013/7/27)

宮川 (三重県大台町) 2013

7月も中盤。毎日いい感じに暑く、順調である。7月は暖かい三重に行くに限るという事で、四週連続で三重へ。カルピスでも持って、最高レベルに深く美しい淵に住むコイ君夫婦に暑中見舞いに行こう。

宮川はデイキャンプは特に規制がないが、夜間キャンプは5箇所に限定されている。その内の1つ某キャンプ場へ。。。。。。。ない!淵がない。まるでキツネにつままれたよう。自然の力?人間の仕業?コイ君夫婦も見当たらない。呆気。しかし、鮎だらけは変わらない。


YouTube: 清流 三重県 宮川 (鮎乱舞)




Dscn0874_2地元の子供がヤスで巨大なニゴイを付いていた。「これ食べるの?」「食べません」(歯切れよく礼儀正しい少年だ)「食べないなら殺さないでよ」「尾を持っていくと100円もらえるんです」。聞くと、対象はニゴイで、魚協に持っていくと100円もらえるらしく、今日の収穫は6匹とのこと。想像するに、ニゴイ君を「小魚を食べてしまう害魚」として、漁協が駆除を推奨しているようだ。子供の小遣い稼ぎにはいいだろう。しかし疑問が。。。国は自治体に川の管理をまかせる→地元の魚協が鮎を放流する→金をかけて放流したことを理由に鮎でなく川を私物化する→金を払う釣り人は歓迎で、勝手に泳ぐよそ者は邪魔者→釣り人を多く呼ぶには鮎を増殖させる必要がある→増殖のためには、元々生息していたニゴイも邪魔者→駆除すべき。川は誰のものなのだろう?みんなのものというのはよそ者のエゴかもしれないが、間違いなく言えるのは「漁協のものではない、そこで生きる魚のもの」。泳いでいると、上の道から叫び声がした「おーい、君達、釣り人の邪魔するなよ、いいかぁ!!」


そんなこんなで、満足できるポイントが1/10に減ったが、今日は新しい発見があった。ギギの巣を見つけた。大小10匹くらいが泳ぎまくるが、とにかくすばしっこい。


YouTube: 清流 三重県 宮川 (ギギ)




(2013/7/20)

銚子川 (三重県北牟婁郡紀北町)2013

前日の3000m級登山(「山登らー 7/12記事参照」)の鮮烈な感動が頭に残ったまま伊勢路を走る。下界は暑く、名阪の渋滞もうんざり。ひとつだけよいのは、「紀伊長島まで高速が通ったこと」。昔一人で行っていた頃は、本当に遠い場所だと思っていた。


今日は副本部長の同期も誘い3人でリアル銚子川へ。美しく、深い淵がいくつもある。何がよいって、誰もいないことである。未舗装で穴ボコだらけの酷道なので四駆でもキツイ。
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おNEWの靴、果樹園用たび。日進ゴム製ではあるがHyperVではない。川では全然グリップなくツルツルで使い物にならず。
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ここはもう海であり、宇宙である。
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瀬には貴婦人もいる。ちょうど見たいと思っていたのでうれしい誤算である。
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場所を変え、河口付近に戻り、便ノ山橋~JR高架下まで約2kmをプカプカ流れる。びっくりするぐらい深い淵ではスズキの大群が泳ぎまくる。
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流れ流れ、いよいよゆらゆら帯へ。比重が軽い淡水が上を流れ、比重が重い海水が下を流れる汽水域。お互いが交わりそうで交わらず、紅茶に入れたブランデーのようにゆらゆらする所。潜ってみると視点が定まらない。もっと色々な生物がいて面白いかと思ったら、それほどでもなかった。


YouTube: 清流 三重県 銚子川 (汽水域ゆらゆら帯)



YouTube: 三重県 清流 銚子川 (汽水域 海水側を泳ぐ魚群)



連日の早起きがたたり、帰りは眠くて眠くて「やばい!今5秒落ちた!」と思うこと数回。気力を振り絞りSAにたどり着き1時間ほど爆睡。山へ川へ、本当に忙しい夏である。

(2013/7/13)

中央アルプス 千畳敷カール→宝剣岳 (2,931 m) →中岳 (2,925 m)、→木曽駒ケ岳(2,956 m)→馬の背→伊那前岳

ここ数ケ月、虎視眈々と狙っていた。長野県駒ヶ根市が終日晴天マークの金曜日を。前回、雲に覆われた山頂を見て、入り口で断念してから、登りたい欲求でパンパンになっている。仕事も少し余裕がでてきた木曜夜、「明日休む!」の無責任メールを部下に送り付け、「3000m級の山から見る世界って、どんなんだろう」と、気合を入れ寝る。


30℃近い熱帯夜、ほとんど寝れないまま、朝4時起きで中央道を走る。雲の隙間から指す朝日を見て、素晴らしい1日になることを確信。登山途中トイレに困ったら最後。想像したくない最悪の事態を避けるべく、気合を入れ、恵那山SAで用を足す。
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7:30に菅の平バスセンタに着。気合を入れてバスに乗る。さすが平日、人は少ないが、思っていたよりずっと多い。週末はかなり混むらしい。駐車場500円+バス往復1600円+ロープウェイ往復2200。30分程度でしらび平1,662mに。そこからはロープウェイ。駅員の応対もいい感じで気持ちよい。
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数分で日本一高い駅千畳敷駅2,612mへ。そう、2,612mから3,000m級の登山をする、ある意味「インチキ登山」である。
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千畳敷駅に絶対あると思っていたカール。やはりあった。こいつも欲求でパンパンになってる。
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殴り書きした登山届けをポストに入れ、表に出る。白い雪渓に、青過ぎる空が映える。尋常じゃない青さ。右にそびえるのが宝剣岳。これが彼との初めての出会いであった。
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YouTube: 中央アルプス千畳敷カール 尋常でない空の青さ




気合を入れ、急勾配の八丁坂を登る。帰宅後かみさんが「これ合成写真?」 と言ったのが分かる。意味が分からないほど「青い」空である。きっと作り物に違いない。
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毎週猿投山(632mとは言えナメちゃいけない)に登っているおかげで、まだまだ余力あり。乗越浄土2,850mへ。体調良好。
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みんなは木曽駒方面へ向かう中、独り宝剣岳(2,931m)へ向かう。体力があるうちに、あそこに行かねば。
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かっこよすぎる。宝剣。女性的な木曽駒山群の中で、極めて男性的。。。下から眺めていた親父さん2人が言っていた「やっぱ宝剣、かっこえぇーなぁ」。同感、惚れた。
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トレッキングポールを仕舞い、鎖を伝って登る。ワクワクする。
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最後の北側の鎖場。鎖はあっても足場がないようにも見える。「剱岳」の伝説の山案内人宇治長次郎さんの言葉が脳内に響く、「柴崎さん、無理してでも登らなあかんのです」
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そして山頂に。傍らにある小さな祠にお賽銭を入れ、「やりたかったこと」の成功を祈願する。この岩の上によじ登り、座布団程度のスペースに一人だけ立つことができるのである。突風吹きまくりでヤバイ気もするが、ここまで来て断念はありえない。
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気合を入れ、僅かなひっかけを探し、足と手のグリップを確かめ、最後は腕力でグイと身体を持ち上げ登る。突風吹く中、へっぴり腰を補正しながら立つ。「うひょー!すげぇー!何、この世界!」360度超パノラマ。眼下は目も眩むほどの谷底。落ちたら。。。それも人生。
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ここまではやる人もいる。しかし、本当にやりたかったのはこれからである。高ぶる心を落ち着かせ、さぁ、いよいよ。耳元をビュービューと風切り音が響く。両手を拡げて目をつぶる。フラつく。「怖いわぁー」と目を開けると同時にしゃがみこむ。風が弱まるのを見計らい、もう一度立ち上がり、両手を拡げ、目を閉じる。更に片足で立ち、「1.2.3・・・・9.10」と高速でカウントする。ギネス未公認ながら宝剣頂上ブラインド+片足立ち世界記録樹立の瞬間である(大の大人が何をしているのだろう)。何と言うゾクゾク感と爽快感。誰も登ってこないので10分くらい頂きに立ち続け、非現実的な現実の世界を堪能した。降りる際、登ってきた数人にに「さっき山頂の岩に立ってたでしょ?あんなことよくやるわねぇ」と言われた。もうちょっと若い人であれば片手逆立ちの挑戦を薦めたところであった。


メインルートに戻り中岳(2,925m)を目指す。
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中岳山頂。
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木曽駒(2,956m)の全貌も見えてきた。とりあえずのゴールを目指す。
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ガレ場を登るが、猿投山トレーニングのおかげで、特に苦しくはない。
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山頂。空が近い。空気とはここまで澄むものなのか、いつも吸っている空気は吸うに値するものなのか?と思った。
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一等三角点にタッチ。
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左は御嶽、右は乗鞍。下界は40℃近い暑さだったとのことであるが、長袖でも動いていなければ寒い世界であった。日差しは強く顔まっ赤。
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木曽駒から北東に伸びる稜線「馬の背」を縦走する。誰もいない。岩山のエッジに立つ。「怖わぁー」訳の分からない高さである。
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初パノラマ写真。右から、木曽駒、中岳、宝剣岳、伊那前岳。
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八ヶ岳、南アルプスは言うに及ばず、終日富士山(右から2つ目)もくっきり。木曽小屋のご主人も「こんなん珍しいわ」と言っておった。
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戻りは、「危険、冬期閉鎖」の説明に心誘われ、中岳「巻き」から。奇岩多く、宝剣の次に絶景だった。ここお勧め、絶対いい。
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YouTube: 中央アルプス中岳 巻きが面白い




乗越浄土に戻り、伊那前岳の稜線を進み、一番高い岩に腰掛け、愛しの宝剣に見入る。雲が多くなり、突風吹きすさぶが、それも楽しい。目と同じ高さから迫る雲に包まれ、視界ゼロの世界を愉しむ。
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YouTube: 伊那前岳 あっという間に視界ゼロ




帰りたくないが、ロープウェイ最終時間が迫る。この状況でもシンデレラは登山靴を脱ぎ忘れただろうか?
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とにかく宝剣のかっこよさにはしびれた。この日1日で写真500枚を撮ったが、ほとんど宝剣の写真。Love宝剣。
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3000mの山から見た世界、それは。。。味わったことのない感動。
川は感激を与えてくれ、山は感動を与えてくれる。川は命のたくましさを教えてくれ、山は命のはかなさを教えてくれる。

本日の軌跡。
中央アルプス 千畳敷カール→乗越浄土→宝剣岳→中岳→木曽駒ケ岳→馬の背→中岳巻き→乗越浄土→伊那前岳→千畳敷カール遊歩道
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(2013/7/12)

大杉谷 (吉野熊野国立公園)

何だろう、この谷。目に映るもの全てが感動を与えてくれる。
大きな岩に登り、眼下のエメラルド色に光輝く谷川を見下ろしながら言った。「こんなところ来ていいのだろうか。。。」「あかんでしょ、頭バカになるわ。。。」
今回は一切説明なし。想像してください。


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YouTube: 清流 三重県 大杉谷






YouTube: 清流 三重県 大杉谷






YouTube: 清流 三重県 大杉谷



(2013/7/6)