2012年08月の記事 (1/1)

川上川  (岐阜県中津川市)

12時間前に戻ってきた道をまた引き返す。2日連続、同じ下道をスイスイとゆっくりぶっ飛ばす。愛してやまない織田哲郎をBGMに「タイヤもつかなぁ。。。」と考える。身体はだるいが、今年のテーマは「体力の限界」。雨、台風を考えるとあと数回しか泳げない。天気もよろしい。なので、選択肢は「泳ぐ」しかない。どこへ行こう?2日連続で昨日発見した柿其の綺麗な淵へ行くか?最後の最後まで悩んだが、川上川へ。

Kawaue1泳げそうな場所をウロウロ探したが、結局いつもの場所へ。潜ると「あれっ、目印にしてたでっかい石がない。あまご少ない」。こうも川というのは変わるものかとびっくり。でも変わらず水清らか。
でかいあまご発見。岩の間に逃げ込もうとする。ゆっくりと近づきシャッター準備。その瞬間、岩の間から巨大な生き物がぐっと伸び、そのでかいあまごを一瞬で咥え岩の間に消えた。唖然とした。うなぎ?と思ったが、こんなところにはいないのでイワナである。イワナは雑食で共食いをすることは知っていたが、あんなでかいあまごを一口で咥えることも、弱肉強食の瞬間を見たこともびっくり。それ以上に、自分の運命を知らず、さっきまで幸せに泳いでいたあまご君を、私が追い詰めたことでこうなったことにちょっと気が重くなった。
Kawaue2遡上し、あまご天国のいつもの淵へ行ってみると、ない、何度も泳いだ淵が消滅している。狐につままれたよう。でも、アマゴはいるところにはいる。ニジマス君2匹も発見し、追いかけ回す。この時点で、彼らは自分の運命を知らない。
しばらくすると、遊びに来たお父さん2人がヤスを持って現われた。ちょっと言葉を交わす。先にベースに戻り、イスに座っていると、さっきのお父さんが「あまご2匹と、ニジマス1匹だけですわ」と笑顔で獲物を見せてくれた。こっちも笑顔で応えたが、内心はとてもイヤな感じであった。罪悪感なんぞ微塵も感じる事なく、自分が楽しければそれでいい、魚の命なんて考えたこともない。さっき一緒に清らかな流れの中で戯れたニジマス君をグサっと。。。笑顔の成果報告の裏には、そんな人間のエゴを感じた。ちなみにウチの娘は数年前、知り合いの出産に立ち会い、その体験から命の尊さを人権作文に書き、愛知県知事賞か何かをもらった。今でも教育委員会から「今年の新人教員の研修で使いたいのですがいいでしょうか?」と問い合わせがある。命とは何だろう。答えのない重いテーマは考えると疲れるので、「早く帰ってギター弾こう」と早めに切り上げ。
(2012/8/26)

柿其渓谷 (長野県木曽郡南木曽町)

かみさんの車と私の車がパンク。見えない卑怯者へのやり場のない怒りが込み上げる。半分しかなかった空気圧を一杯にしてもらい、いざ出陣。そう、パンクなんて関係ない。パンクごときに、この最高の天気の週末を潰されることは許されない。泳ぐか、泳がざるか、それだけである。副本部長は体調不良で、第二回大杉谷探検は中止。甘い、プロたる者として自己管理がなってない。まぁよい、心配はするな、お前の分も遊んでやるぜ。「途中でタイヤバーストしたら、このブログも最後だろうなぁ、まぁそれも人生だし」と、大好きなギタリストの曲を聴きながら車を走らせる。目指せ、マイ川。



Kaki1今日遊ばせてもらったのはここ。柿其川が幅2mに凝縮されるため激流。






Kaki2すばらしい淵発見。この渓谷は本当に奥が深く、毎回発見がある。美しい。






Kaki4流れが緩やかな淵。1stエントリは、気付かれないように川下からそっと覗く。でかいアマゴが、優雅にダンスしている。しばらく見とれる。





Kaki5Iwana2ライジャケを脱いで潜ると、岩の隙間に巨大な生き物がいる。うなぎ?と思ったが、こんな渓流にはいないだろう。腹を岩に密着させているのでイワナ?でも柄が右写真(同所で撮影した明らかにイワナ)と異なる。朱斑点があるのでアマゴ?でもパールマークが全くない。。。とにかくでかい。潜ろうにも、体脂肪率高く、指も80%の回復なので、すぐ浮いてくる。何度も潜り、川底に50回ぐらい張り付いて接写。鼻先5cm。岩間にへばりついて全然逃げない。余裕で捕まえれるが、そんな事は目的でない。
Kaki6無斑アマゴ?の接写に没頭していると、目の前をたくさんのドジョウが横切る。時折赤っぽいものが。うぁっ!ネコギギだぁ!こんなところで会えるとは!感激!。ドジョウやヨシノボリ的な動き方かと思えば、イヤイヤ、すばしっこいのなんの。さすがナマズ科。まともな写真が全然撮れない。家に帰ってバイブルで確認するとネコギギの親戚のアカザという別者だった。レディガガとは遠い親戚にあたる。


Kaki7_2今日の昼飯はこれ。長野産マスの甘露煮。ごはんが食べたくなるが、豆腐で代替。さすがに5匹食べると苦しかった。




Kaki9腹減ったアリがあまりに多いので、食べ残しの豆腐を置いて数時間。カニが食べてる。びっくり。





Kaki8まぁ、本当に楽しい1日だった。今日の男の勲章はアブ刺され2箇所であった。帰りは1日で2.2→2.0kgf/cm2に減っていた空気圧をまた一杯にし、翌日に備える。






(2012/8/25)

根尾川 (岐阜県揖斐川町)

今日も天気は悪い。どないなっとんねん?それでも泳ぐ。渋滞を避け、弥富で降り、木曽三河公園から揖斐川を北上する。海沿いのドライブならぬ川沿いのドライブ。超気持ちいい。田舎のスーパーと思ってナメたらいかん「冨田屋」なる店で食料を買い込む。1週間ほとんどこんなことやっていると、さすがに食べたいものはない。とりあえず絹ごし豆腐は必須である。

Neo1FuckYouではない。指の怪我はまだまだである。治癒がとても速い「キズパワーパッド」を貼り、指サックをはめ、輪ゴムで止める。そこまでして泳ぎたいか?→泳ぎたい。しかし、イヤな予感が的中した。前日の雨で透明度はイマイチなのは置いておいても、先日の大杉谷の残像が残っており、とても満足できない。禁断の木の実を食べたアダムである。
Neo2とりあえず眠いので寝る。頭の上を樽見鉄道が走る。この鉄橋は観光ポイントなのか、スピードを落として渡るので、乗客が物珍しげに覗き込むのが判る。風雲急を告げ、暗雲立ち込める。土砂降り直前に切り上げ、事なきを得る。
で、夏休みは終わる。初日からやり直したい。とりあえず9連休を6勝3敗で乗り切った。胴上げも見えてきた。まだ、夏は終わっていない。まだまだ序の口であると自己暗示をかける。
(2012/8/18)

大杉谷 (三重県多気郡大台町)

夏休み後半戦。天気よく、夏休み終了の業種の人もいるので高速渋滞はちょっとだけ軽い。今日は気合を入れ出陣。奥伊勢のドライブインでちょっとだけ値上げしたお気に入りのソバを食す。で、前々から行きたかった場所を目指し、山奥へ車を走らす。日本三大渓谷の一つ吉野熊野国立公園の大杉谷渓谷。ずっと憧れてた場所。

Osugi1宮川貯水池は水少なく翡翠色。すれ違う車皆無。「この先行って、いい川あるかなぁ?引き返すか?」と不安になるも、「いや、行けるだけ行ってみよう」と喝を入れる。このつり橋を車で渡るのだが、網目状なので下まる見え。

Osugi2天然記念物シリーズ第4弾。谷全体が天然記念物。





Osugi3こんな山奥の道端に二宮尊徳像。昨日のとは顔立ちが違いお釈迦様っぽい。昨日のも道端設置型であった。




Osugi9眼下の川の様子に目を凝らす助手席の副本部長が突然叫ぶ「うわぁー、なんじゃ、こりゃぁ!」。車を停め覗き込むと、そこには言葉や安物デジカメでは伝えられない見事な色でたたずむ淵が。ブルーをも、青をも、蒼をも、藍をも、エメグリをも超える色。
Osugi7川原に降り、美しい淵をいくつも泳ぐ。どこまでも見通すことができる透明度。言葉が出ない。泳いでも泳いでも、また美しい淵が現れる。広大な川原におっさん2人。この信じられない非現実的な世界に没頭する。


YouTube: 清流三重県大杉谷2


Osugi8何度もアブの襲撃を受けながらも、遡上すること数キロ。アブごときに邪魔はさせない。大きな岩壁を越えると副本部長がつぶやいた。「とうとう来た」。そこは夢の世界であった。美しいとはこのことである。日本一の美しさ=世界一の美しさである。「エル・ドラード黄金郷」と名付けた。戻りは仰向けになり、雲の流れを眺めながら、ゆったりとラフティング。アブに襲われないようにするには水中が一番。流れながら2人ともゲラゲラ笑い出した。「だめだぁ!こんなところ全然だめだぁ!こんなところ来たら、もうどこの川も満足できない身体になってしまう。サイコー!!」と発する奇声は岩壁に響く。
Osugi10ベースに戻り、ソバを食おうと、100均万能ナイフでで袋を切ったところ、「ザクっ」という音と伴に、人指し指に確かな手応え。「やってもうた」と思った瞬間、ポタポタと血がしたたり落ちる。傷口はかなり深い。前日に続いて流血戦である。副本部長より「すごい流血すね。いいじゃないすか、高血圧には」とのお言葉だが、殺意も笑う気力も沸かない。当分ギターが弾けないことが何より辛い。
Osugi5そんなこんなで、真っ青な淵の川べりで、昼寝をし、結局7時まで居座る。帰りは「つる太郎」というGoodな店を発見。穴子天定食1000円大満足。次回はカレーうどん定食を食べることに決定している。帰ると7箇所ぐらいアブに刺されていた。これぐらいの代償を払わなければ辿り着けない地であったが、それも安く感じるぐらいの夢のような1日だった。


YouTube: 清流三重県大杉谷



(2012/8/16)

粥川 (岐阜県郡上市美並町)

盆である。3連投したらクタクタであるが、1日休むと水が恋しい。かみさんの実家へ行く途中でひと泳ぎを計画。しかし、前日岐阜中濃地方は豪雨であった。さて、泳げるところはあるのか?そうだ、前から目を付けていたあの淵へ行こう。長良川液体チョコレート状態。大丈夫か?

Kayukawa1オオサンショウウオ、ネコギギに続く、天然記念物シリーズ第三弾。ここの人達はウナギを神様の使いと考え、食べないと言われているが。。。多分食べている。





Kayukawa2何故か二宮尊徳像。調べると、明治時代に国策の一つとして奨励され、岡崎の石屋が売り始め、豊橋の小学校が第一号とのこと。役場の戸籍係が誤って、金治郎→金次郎としてしまったらしい。西郷隆盛と同じである。




Kayukawa3ついに来た、ずっと見たかった矢納ケ淵。神社の一角?で杉の木と岸壁に囲まれ、実に神々しい風情。雨ポツポツで、雰囲気更に倍増。





Kayukawa4すごい、淵の最高級品である。遊泳禁止とある。。。が、人は誰もいないので。。。。捕まる前にすたこらサッサと逃げる。





Kayukawa5ずんずん山を登る。かなりの山奥で絶妙な淵を発見。人っ子一人いないので、とりあえず生まれたままの姿で泳いでみる。何という開放感&気持ちよさ&羞恥心ちょっと。雨が断続的に降っているのに一点の曇りもない真水。すごいアマゴ、大小100匹はいる。全然逃げない。
雨が強くなり、恐怖を感じ、岩の下に避難。30分程度雨宿りするも、どんどん雨は強くなり、前も見えない状況。ただでさえ多い水かさが、どんどん増す。「無謀な会社員、山中で一晩過ごし無事下山。地元消防団員の話『困るんですよねぇ、こういうの、しかもお盆に何やってるんですかねぇ』」というローカルTVニュースが頭をよぎる。どうすべきかちょっと考え、出た答えは「こちとら筋金入りの川スノーケラー、ゲリラ豪雨が怖くて潜れるかぁ!そのうち、雨も上がるわぃ」とマスクをはめ、再び淵に突入。もう、仙人か狂人の域に達している。背中を打つ雨が痛い。やがて小雨になった。アルマゲドンのハリー張りに「ふふっ、星よ、俺の勝ちだ」と勝利に酔いしれる。Kayukawa9車に辿りつき、足を見ると小さいヒルが食いついている。ちょこざいな、と思い、爪ではじくが、食いついたヒルはそうそうとれない。取った後には皮膚に穴が開き血がタラタラ。かみさんの実家に戻ると、両足血だらけになっていた。バンドエイドはすぐ真っ赤に。何にでも効くと言われるアサガオの汁を塗ってもらい、ガーゼでぐるぐる巻き。それでも血は止まらない。まぁ、男の勲章である。♪突っ張ることが、男のぉー♪



Kayukawa8で、一族総勢15人で庭でBBQ。肉なんかより、鮎焼いて欲しかった。
義父に粥川で泳いできた旨を話すと「俺らがあそこの道を作った」との話。立派であるが利用者がいかほどいるかと思えるような村のxxセンターを造るより、遥かに多くの人達のタメになる「道」というものを作る仕事を純粋に素晴らしいと思った。

(2012/8/15)

中村川(三重県松阪市)、八手俣川(三重県津市)

朝7時前、昨日のトラブルの事後対応で、人っ子一人いない会社に入る。やってられない。やるべきことをちゃっちゃっと済ませ、7:30に出発。昨晩、雨が降りそうにない地方を探し、地図を見て面白そうな川を見つけた。「ネコギギ生息地」、さぁ会いに行こうネコギギに。バカ混みの高速は最初から見限り、日本一信号のつなぎがいいと思っている国道23号を南下する。道は空いていて、気付くと9時前には津市も超えた吉野家で朝ヨシ牛。大成功である。一般道を選択したのも、朝から牛丼を食べたのも。さぁ、3連投である。

Tansuigyo父の日にもらったバイブル「日本の淡水魚」(山と渓谷社、4,757円)によれば、ネコギギとは「宮崎アニメに登場する、水中に棲むネコのことで、レディガガの親戚」と書いてある。今まで出会ったような、ないような。数年前から、オオサンショウウオのマイブームが来ているが、それに次ぐものになるかもしれない。





Nakamura1_2山の中を走り、生息地に到着。この中村川のネコギギは国の特別天然記念物に認定されており、文化庁のHPにも記載されている。





Nakamura2潜ってみると、ヨシノボリだらけで、結局会えず仕舞い。夜行性らしい。この川は人工堰の作りすぎで、魚は遡上できないはずであるが、数匹だけ鮎がいた。不思議である。





Yatemata1峠を越え、八手俣川へ。呼び方が判らないので「やってまった」と呼んでいる。釣り師ちらほら=魚がいる証拠である。あまり期待せずに潜ってみたが、鮎がそれなりに。急流の岩を掴んで前進していると、鼻先をデカい魚が横切り、思わず声が出た。イワナである。放流イワナであろうが、こんなところにいるのは信じられない。
帰りも下道で帰ってきた。比較的スムーズに帰宅できたが、やはり連日の長距離運転で疲れは溜まる一方。ここらが連投の限界かな。

(2012/8/13)

宇賀渓(三重県いなべ市)、八風渓谷(滋賀県東近江市)

副本部長は、福井の山奥へ、川調査のため出張中。さぁ、今日も泳いだる。今年の夏のテーマは「体力の限界」である。もう若くはないので、昔のように体力はない。何連投できるか自分に問うてみたい。と思っていた早朝、仕事の呼び出し電話がかかり急遽出社。もうやってられない。こんな仕事を選んだ自分の負けである。まぁ、何とか片付け、昼前に会社を退散し、いざ出陣。

Uga1鈴鹿山脈の宇賀渓谷→朝明渓谷→小岐須渓谷を廻るつもりで車を走らす。宇賀渓は脇道を通ったことはあったが、川原に降りたのは初めて。思っていたより、水量もあり、水美しくいい感じ、BBQやるには最適な感じ。でも、ほんの限られた駐車場しかなく、警察が路肩の駐禁車両を取締り中。警察も大変だが、はっきり言ってしらけるし、他にもっとやることがあるだろうと思う。我々は多額の税金を払っている。言ってみれば、公務員の株主である。あの人達はそれを理解していない。

Yakaze長居しすぎ朝明渓谷に行く時間なくなり、トンネルを抜け、鈴鹿山脈を超える。おっと、川発見。気持ちよさそうに浮かんでいるお父さん発見。いい感じである。これで2連投であるが、やはりきつい。

(2012/8/12)

神崎川 (岐阜県山県市)2012

待ちに待った2年振りの夏休み。9連休もらったが、そんなもの「あっ」という間に終わってしまう。子供の頃のように手放しで遊ぶことはできないが、それでも全身全霊を尽くし遊びたい。さぁ夏休みを楽しもー。。。。と思ったら、どこも天気は悪い。しかし、そんなことは問題ではない、「泳ぐか、泳がざるか」、それだけである。高速は渋滞だらけ、どこも曇り&雨マーク。それでも泳ぎます。なんせ、このために1年必死で働いてきたんですから。

Kanzaki1車を走らせ、クールビューティ神崎川へ。この川は冷たい。知ってる中では一番の冷たさ。水面からアイスクリームの湯気状況である。





Kanzaki2沢をずんずん上り、美しい淵みっけ。鮎とあまごの競演。
ベース地に戻る際、奴らを引き連れて帰ってきてしまった。数匹のアブが身体にまとわりつき出したと思ったら、どんどん増え10匹くらいが飛びまわる。あり得ない状況。急いで電熱ラケットを取り出し振り回すが、なんと電池切れ。急いでデジカメの電池を移し、スイッチON!なんと通電せず。既に足には3匹くらいがくっつき、激痛が走る。想像してください、この状況を。薄れ行く意識の中で、「はっか。。。はっか」と、リュックのポケットから最後の望みを手繰り寄せ、手足に塗りたくる。しばらくすると消え去った。あぁ、死ぬかと思った。

(2012/8/11)

虻川渓谷 (長野県下伊那郡豊丘村)

子供の頃からの夢を追いかけ、死にもの狂いで練習してきたアスリート達が、死力を尽くし競い合うロンドン五輪。勝っても負けても美しさがある。個人的には、市川華菜ちゃんと、走り高跳びShkolinaを応援している。「最後に、柔道とレスリングの金メダリスト同士が戦えばいいのに。異種格闘技ありだったら、最強はアーチェリーか?いや射撃だろうなぁ」と馬鹿話をしながら、今日はどこへ行こうかと走る中央道。数個の候補の中から思いついた。そうだ、イチかバチか、前から目を付けていたあそこへ行ってみよう。

Abukawa1南アルプス山麓の山道をずんずん走り、お目当ての川へ。表面的には「家族のピクニック向け川」。ゴミ皆無で、水の透明度は感動する位の最高ランクであるが、絶対的な水量は多くない。しかし、ピクニックをしに来た訳ではない。目的の場所はそう簡単には行けない。岸壁に打ち付けられたチェーンや鉄棒を頼りに、どんどん下る。女性、子供、年配の方は無理なルート。



Abukawa2数分でお目当ての場所へ到着。自称日本最大のポットホール明神淵。潜った世界はまさに感動。澄んだ水は緑に輝き、水泡がダイヤモンドダストのようにきらめき、イワナやアマゴが泳ぎ回る。副本部長の言葉を借りれば「神秘的」である。何度も滝に揉まれ、泳ぎまくった。素晴らしいの一言。ここで泳ぐことができた人生に感謝。








Abukawa3上段ヤマトイワナと下段ニジマス君。放流魚ではなく、自然の中で生き延びてきた命の重みがある。前から言っているが「釣り」をする人の気持ちは理解できない。食べる以外、遊び、楽しみのために殺生するのは人間だけである。魚が声を発する生き物であれば、みんなその残酷さに気付き釣りなんてやらないであろう。口に針を引っ掛けられ、引っ張られる痛み、苦しみを、釣り人はどう考えてるんだ?というと「じゃぁ、あなた魚食べないんですね?」という人がほとんどある。話の本意を理解できていない人とは会話はできない。




Abukawa4中央アルプスにかかる入道にさす後光。この国は本当に美しい。感動が多い一日であった。






youtube 大明神淵で滝にもまれてみた

(2012/8/4)