2012年06月の記事 (1/1)

理想のギターを作ろう30 (理想のピック編)

【30.理想のピックとは】

PickRブラックモアのホームベース型(上段左端)、リーリトナーモデルティアドロップ型(上段左2)なども愛用したが、一番長かったのは多分市販では一番分厚いJimDunlop Stubby3.0mm極厚(上段右2)と2.0mm(上段右端)である。何年使っても全然減らない。
ずっと硬いものしか使わなかったが、近年フニャフニャなJimDunlop NYLON 080mm(中段左)を使っている。きっかけはひょんなことで、MusicMan売却のため、20年間開けたことがなかったハードケースを開けたら入っていた。弾いてみると、アルペジオのタッチが直接伝わる、ハードより大きな音が出るなど気持ちよかったので、それ以来お気に入り。当たり前だが、柔らかい分、ピックスクラッチ数回ですぐダメになる。探してみると名古屋ではイシバシ楽器にしかなく、店を訪れると、余程売れないのか「見つけれるものなら、見つけてみろー」的な奥の奥のその裏に隠してあった。その他、ナイロンよりシャープな音が出るJimDunlop0.58mmで弾く、クリアトーンのアルペジオはお気に入りである。
理想のピックとは。。。。何だろう。。。やっぱ指かな?考えてみると、ギターをピックで弾くのなんて、ロックギターぐらいなもので、他のジャンルのギターはみんな指である。ピックを使うことでバリエーションが拡がる部分もあるが、逆にピックを使うことで非常にバリエーションが狭くなっている部分の方が大きいような気がする。

ということで、まだナットのアジャスタパーツが入荷しないので完成は先送り。

(2012/6/27)

理想のギターを作ろう28~29  (理想の弦を張ろう編)

【28.理想の弦を張ろう】

弦は安くなった。子供の頃は1000円ぐらいだった記憶がある。貧乏学生にとって、張り替えは一世一代のイベント?だった。こういう消耗品の低価格化はうれしい限りである。
昔からERNIEBALL、DAddario、ESPの009 or 010-046を使っている。ESPは、1弦が2本入っていることと、1弦ずつ密封されているという理由だけで使っている。汗かきなのもあり、すぐヘタる。はっきり言ってメーカーの違いもよく判らず、どれもそこそこの感じ。最近、1弦009は弱く感じ始めたので、010が多い。この0.001インチ=0.0254ミリの違いは弾き手には相当違う。SRVの1弦013を目指しインチアップしていきたい。
全てのギタリストが望む理想の弦とは、ずばり「いつまでも張り替えたテンションであり続けるもの」である。エリクサーが値段3倍で耐久性3倍らしいが、「言うほど」「イマイチ」という評価も。手の脂や汚れがテンションを下げ、熱湯で煮沸するとテンションが戻るという都市伝説があり、子供の頃やってみた。。。。確かに戻る。まぁ、たまには全弦を外し、フレット掃除もしないといけないので、永久弦は逆によろしくないかと。


【29.いよいよ試し弾き】

201206161647000「おぉー!ピックアップもブリッジも付いてる、完成すか!?」と聞くと、「問題2つ発生、まずフロントハーフがアカン」とTさん。「mini-sw右⇒ブリッジ側シングル」と依頼したが、フロントを逆に付けたため、フロントハーフの場合、正位相と逆位相となるようで音痩せどころの話でない貧弱な音になってしまっている。




Selector
解決には「mini-sw右⇒'59=両ふち=黒、mini-sw左⇒Custom=内側=白」に配線すればいいとのこと。「mini-swはピックアップ位置でなく、ピックアップ=色とシンクロ」と理解すればいいため、その形で再配線を依頼。
もうひとつは、warmoth発注時「Nut Install=R3 Floyd Prep,Shelf Only」と指定したが、GOTOH GE1996Tのロック式ナットを取り付けたところ、FRとGOTOHで高さが違うようで、弦高が低く、開放がビビる。店にあったパーツを挟んで高くしたが、それでもまだ低いので、アジャスタパーツを追加発注。
テンションバーも付けていないが、早速試し弾き。ボディも軽く、ネックもしっくり、アーミングのバネもいい感じ、スイッチの感触もよい。ピックアップバランスはもうちょっとイジる必要ありかな。ショウウィンドウで保管展示されているので、お客さんの間でも我が娘の成長がちょっと話題らしい。さぁ、来週は感動の最終回かぁ!?

(2012/6/17)

理想のギターを作ろう23~27  (もろもろ話&組み立て開始編)

【23.理想のロゴを入れよう】

今やFenderロゴもGibsonロゴも昔のような神通力は全くなく、憧れでもなんでもない。今回は当然、店名ロゴ「Charge」を入れてもらうことになる。お客さんの中には、Tさんの名前「田○信○」を入れたくて、書道家の母親に書いてもらった書を縮小プリントし、埋め込んだ人もいる。PGMの乳井和彦みたいなものでる。本人はいたく恥ずかしがっていたが、いいアイデアである。ヤクザの女が、男の名前を内ももにイレズミさせられるのと同じ。。。。な訳ではない。まぁ。それだけ愛されている証拠ではある。
F19_00ロゴは金・銀・黒の3種類あるが、黒を選択。「金の斧、銀の斧」の論理で、きっといいことがあるに違いないとふんだ、いやらしい大人の浅知恵である。








【24.やばい、間違えてる!】

ピックガードの穴あけ。Tさんに、Vol・Tone・Swの順であることを説明し、穴あけ位置をマジックで記し依頼。翌週、店を訪れると、VとミニSwの位置に同じ大きさの穴が。「???ミニSwの穴は?」「両端がVとTでしょ?」「違う!V・T・SW」の順」「まじぃー!?」。Swの位置をTだと思って、大きな穴を開けている。ミニSwにはウォッシャーが添付されているので、恐る恐る付けてみると。。。何も問題ない。ちょっと焦った。思わぬところで失敗するところであった。私は、コンピュータソフトウェア業界に四半世紀いるが、毎日がコミュニケーション不足による仕様誤りとの戦いである。言った・言わない、何聞いとんじゃぁの連続である。プログラムは誤っていれば直せばいいが、穴は。。。。直せないので少々焦った。やはり仕事というものは「言っておいた」では全然だめで、その通りに進捗しているかを依頼者自身がチェックすることが必要であり、そこまでやって初めて「仕事をした」と言える。


【25.組み立て開始前】

0610_01ピックアップルームに導通剤を塗り、ジャックの配線も終え、いよいよ組み立てを待つボディ君。





(2012/6/3)


【26.塗料の話】

0610_04塗装剤はアメリカの楽器クラフト専門会社StewartMacDonaldからの取り寄せ。これはTさんのところに定期的に届くStewartMacDonald新聞。奥が深そうな新聞である。4コマまんがとか、天声人語は言うに及ばず、「おいしい給食の献立ベスト5」という記事もなかった。




0610_05購入したのは@$18.45のColorTone Liquid Stainsの#5039Blue、#5037LemonYellow。これをエアースプレイでプシューっと吹き付けて頂いた。なんか、カキ氷にかけるとおいしそうである。







【27.いよいよ組み立て開始】

0610_11ネックにもブラッククロームパーツを装着。








0610_09とりあえず、パーツ取り付け中のピックガードをボディに乗せてみる。
あぁー。。。
ため息が出るほど美しい。。。
いかん、あと少しで完成してしまう。。。
どうしよう。。。
サグラダファミリアのように一生完成しなければいいのにぃ。。。
と思いだした今日この頃である。
(2012/6/10)