2011年09月の記事 (1/1)

和具の浜 (三重県紀北町)

台風一過の3日後。週末夜は副本部長からいつもの確認が。
副「週末どうします?台風の影響でどこの川も全滅すよ。無理じゃないすか?もう寒いですし」
私(いかん、こいつ仕事納めの態勢に入っている。)「では、作戦Yを決行する。きれいで暖かいところに行く。何も言わず付いて来なさい。無理にとは言わない。私は独りでも行く。」
副「行きますよ。でも、そんなところあるんすか?どこすか?」
私「それは言えん。ミステリーツアーだ。では明日7時に迎えに行く」
翌朝、車は紀勢道を走る。

Waguno1いつものSAのお気にのそばで腹ごしらえ。恒例の食後の器。
副「紀伊半島なんて台風被害が一番ひどかったとこじゃないすか?こっちの川なんて全滅すよ。本当にあるんですか?そんなとこ?」
そう、大台は日本一降雨量が多く「1ケ月で35日雨が降る」と言われている。
で、前回、警官を小ばかにした仕返しであろうか、行く途中捕まった。罪状は「助手席シートベルト未着用」。縛られることが人一倍嫌いな副本部長の凡ミスである。もう一度言うが本当にロクなことをしない人達である。

Waguno2行き先が海と判った副本部長は唖然。「う・・み・・す・・か・・・」全く予想していなかったようだ。
ここは「三重のグァム」と呼ばれているらしい。日本の海で泳ぐのは10年振りくらい。シーズンオフで人はほぼおらず広いビーチを独占。26度晴れ。目の前にきれいな海と熊野の山々が広がる。水は適温。逆に川の水というものがいかに冷たいかを再認識した。



Waguno3向かって左手には、こんなものもある。ちなみにさい銭箱はない。おみくじも売ってない。






Waguno4右手の方がずっと魚影が濃くおもしろい。沖には護岸ブロックが敷き詰められており、魚うじゃうじゃ。





Waguno5アジ玉も。






Waguno6
鯛も。タイ行きたい。





Waguno8その他、左上からウニ、なまこ、スズメダイ、さより、ツノダシ、緑の魚、フグ。で、全く判らないのが右下。何これ?以外にも大物・小物うじゃうじゃ。





海のうねりというものは予想以上で、何度も岩場に身体をぶつけ、2人とも数箇所から出血、打撲多数、指先きり傷だらけ。
それ以上に辛いのは、1日中波に揺られていたので、1日経った今も船酔い状態でユラユラ。
という訳で、すいません、海に浮気してしまいました。もう二度としません。今年は。。。
(2011/9/24)

阿多古川 (静岡県浜松市)

前日、南沢奈央ちゃんと1mの遭遇をし、奈央ちゃんモードingの3連休。2勝1敗と勝ち越しといきたいところであるが、直前の大雨もあり、川状態はどこも悪い。さぁどこへ行こう?こういう時が一番困る。ありとあらゆる情報からトータル的に判断し、「はずれくじ」を排除しなくてはいけない。ライブカメラや国土交通省川の防災サイトを駆使して、前夜、副本部長と行けそうな川の選別会議。きょうび、川スノーケラーもコンピュータが駆使できなければいけない。

Atago1結局、阿多古川へ。全長が短い清流であるので期待して行ったが、やはり透明度は低い。魚影は濃いが、人気(ひとけ)は薄い。ブラジル人とかカップルちらほら。


Atago2夕刻、20名くらいの欧米人の子供軍団がどどっと現れ、川を占領。国は違えど、やはり飛び込む。




Atago3そうですね。その通りです。
いい塩梅で爆睡していたら「もしもし」と関係のない駐禁取り締まり中の警官に叩き起こされた。本当にロクな事をしない人達である。


(2011/9/18)

柿其渓谷 牛ケ滝 (長野県木曽郡南木曽町)

台風は川の宝庫・紀伊半島に甚大な被害を残し去った。1日も早く美しい姿を取り戻して欲しいと願うのは現地の人だけでなく、全国の川マニアたち(生存確認数約20名)も同じである。
雲ひとつない快晴32℃。晴れるのは分かっていた。で、数日前から決めていた。ただ葛藤もあった。「本当にできるのか?本当にそんなことやってもいいのか?危険過ぎやしないか?」しかし、朝7時の目覚ましと同時にはっきり聞こえた。「ニイタカヤマノボレ」、そう「作戦X」決行の日。誰にも邪魔はさせない。この夏最大のイベント。車は一路柿其へ。

091001エメラルドグリーンに光り輝く黒淵。ここを泳ぎ渡らずして目的地にはいけない。山の保水力には驚くばかりで、台風は1週間前でもかなり増水。水に浸かると、あまりの冷たさにおっさん2人は「イテテテテ」と声を上げる。ヤバイ、辿り着けるのか彼の場所へ?遊歩道からオバサン、オジサン観光客が代わる代わる「冷たいですか?深いですか?魚います?」と。それを聞いてあなたに何かいいことあるの?と心の中で毒づきながらも笑顔で応対。

091002急流を右へ左へ渡りながら上り、最後に垂直の崖をよじ登り、目の前に現れた牛ケ滝と対峙。相手にとって不足はない。そそり立った岸壁に囲まれた、誰も足を踏み入れてない神聖な場所。。。と思いきや、釣り兄ぃーちゃん現る。しかも咥えタバコ。恐るべし釣り人。エメラルドグリーンに光輝く清らかな滝つぼ。マイナスイオンで窒息しそう。足元の岩場から巨大なイワナが飛んだ。すげぇー、ここ。すでに副本部長は寒くてガクガクしているが、アドレナリンフル分泌の私は冷たさなんて微塵も感じない。
0910021岸壁をつたいながら滝に近づく。爆音でセミの声は聞こえず。まさに荒波を漂う木の葉。




091003更に近づく。






091004更に近づく。







091005「まだ行ける?いかん、調子に乗るな!いやあと10cm前に行ける。」と葛藤しながら、ほぼ滝の裏に入る。もうこれ以上はヤバイ。この爆水に巻き込まれたら首の骨は折れるであろう。


では、川史上初公開、雄々しい牛ケ滝の滝つぼの映像をどうぞ。




YouTube: 柿其渓谷 牛ケ滝 滝つぼ


091006ヘトヘトになりながらベース地へ戻る。副本部の新兵器ガスコンロで作ったカップ麺をガクガクする身体に流し込む。真夏に熱いカップ麺がこの上なくうまく感じるこの状況とはいかに。
しばし休憩し「さぁもう一発いくぞ」の誘いに「もうダメです」と弱音を吐く副本部長の横ツラを、パーンパーンと往復ビンタで気合を入れ、泣きじゃくる副本部長の首根っこをつかみ淵に投げ込み、2回目を敢行。高い位置にある展望台からたくさんの観光客が牛ケ滝を拝んでいる。「えっ?まさか・・・?人が泳いでる?狂人?」と、みんなヤンヤヤンヤの歓声・・・ではなく、「いい景色が台無しだぁ、撮影のじゃまだどけぇー」という罵声も聞こえたような気がした。
091007帰り、リアル柿其渓谷に入山しようとするも門封鎖。四苦八苦するも開かず。立ちションをする副本部長。画像拡大厳禁。



091008晩飯はびっくりドンキーの食べ終わりの皿。私はマヨネーズは極力食べない。
とにかく、エキサイティングな1日だった。大仕事を成し遂げた達成感もあった。「年齢不詳の会社員2人、調子に乗って滝つぼで行方不明」の記事にならなくてよかった。まぁそうなってもそれも人生である。ただ、それを機に入川禁止になったら、後進の川マニア達に申し訳がない。よい子のみなさんは絶対マネしないように。私も二度としません。。。今年は。

Mask長年連れ添ってきたお気にの水中マスクを、前回柿其の岩場に忘れた。豪雨の中はしゃいでたツケである。ギタリストのギターと同じく、マスクと言えばスノーケラーの命。今回探しに立ち寄ったがやはりなかった。誰か拾ったら可愛がってあげてくださいな。で、Newマスク達。上2つは「いらないのあるからあげますよ」と後輩ダイバーがくれたイタリア製mares。メインは3つめ。気に入るシリコンのものがなく、5店くらい回ってようやく見つけたTUSA VisioPro M-19QB 定価18,000を8,900で購入。仕事帰りに買ったのだが、うれしくて運転しながら装着してみた。


youtube 牛ケ滝にもまれる

(2011/09/10)