岐阜県の記事 (1/5)

白川/加子母川 (岐阜県中津川市)

永年、川に遊ばせてもらっているが、未だに美しい川を見ると興奮する。私の中では、きれいな女性を見るのと、感覚的にはほとんど同じである。川は色々なことを教えてくれ、色々なものを与えてくれる。こんなに泳げる綺麗な川がたくさんある中部地方にいることを幸せに思う。

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それでは恒例のMVRの発表です。今年のプレゼンテータはこの方です。。
「こんばんわ、松たか子です。大役仰せつかわり光栄です。私もきれいな川大好きです。今度凍らせてあげます。では発表します」(ドロロロロロー)「2014年度MVRは。。」(5秒タメ)「。。。。霧ケ滝さんです」

今年は梅雨長く、夏短かく、週末はいつも雨だった。行った川の数も圧倒的に少ない。
そんな中、ずっと泳ぎたかった霧ケ滝。ようやく泳げた。沢を登り、大好きな柿其渓谷の底力を知った。それは「♪ありのーままのー」の圧倒的な歌唱力で底力を知らしめた松たかこ同。副本部長のアブの刺され具合も忘れられない。

ということで、ここに2014年川終いを宣言します。では、「みなさん、セミの声がするまで寝てよし!」

(2014/10/13)

片知渓谷 (岐阜県美濃市) 2014

9月最終週。晴天であるのに寒い。本当に泳げるのだろうか。走りながらどこへ行こうか考えた末、ひさびさの片知渓谷を選ぶ。

美しい。千畳岩は増水。過去数回来たが、曇りだったのもあり、ここまできれいだったとは気付かなかった。リトル阿寺と呼べる。冷たい水に耐え泳いでいると、散策の人が笑う。笑われても泳ぐ。水中ではアマゴが踊る。ひとしきり泳いだら、熱々ラーメンとワンタンスープで暖をとり、昼寝。
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ここはボルダリングのメッカ。至るところの岩に若者がしがみついている。ガイドのお姉ぇーさんに声をかけ色々話を聞き、手足を見せてもらうと傷だらけ。爪命で、マニュキアふーふーしたり、ネイルサロン通いの女性には理解できないであろうたくましさである。
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下山途中の美濃フィッシングエリアに寄る。養殖イワナの大群。自然の川でこんな大量のイワナに遭遇したら、狂喜乱舞であろう。カメラを水中に漬けていたら案の定注意された。


帰りは、スポーツDEPOに寄り、大汗かきの私に最適な登山リュックを見つけ、帰宅後ネットで購入。(この前もリュック買ったたような。。。)
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遅めの晩飯で御嶽山の噴火を知りビックリ。30名以上も亡くなったとのこと、山登らーとして心が痛む。ご冥福を。

(2014/9/27)

板取川 (岐阜県関市) 2014

9月第1週というのに、30度を越える日は少ない。店じまいの予感がする。
今日は前から目を付けていた板取川のある場所へ。暑い日はイモ洗うほどの若者BBQパーティーでごった返す川で、今日も少なからずのイモが押し寄せていたが、ここは誰もいない。

美しい。いつみても美人である。ずんずん遡上する。
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バカは高いところが好きである。もはや岩山登山に近い。
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今日遊ばしてもらったのはここ。激流である。
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恐る恐る、激流に飛び込んで見た。
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激流だけでは身体が持たないので、深い深い淵でゆったり浮遊。本当に空を飛んでいる気分になる。
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(2014/09/06)

川浦谷川 (岐阜県関市)

また、3連休。。。。いい加減うんざり。。。する訳はない。
今日は、いよいよ、憧れ続けたかの地へ出陣。以前、村の駐在さんに「あんな場所行かんほうがええ。毎年死人が出てる」と言われたところ。


板取川上流は日本のスイスと呼ばれている。息を飲む美しさである。
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本当に美しい。アーデル・ハイドがヨーゼフにまたがって出てきそうである。ちなみにスイスには、海はないのに「海軍」があるらしい。
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で、憧れてた川浦渓谷に到着。すんごいゴルジュ。
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これまたすごいゴルジュ13。
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車止めからテクテク歩くと現れる新深山トンネル。面白そうなので入ってみた。光から絶縁された視界ゼロ、漆黒の世界。100mも進むと、何も見えず、上下左右も判らなくなる。
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断崖絶壁の谷を急降下すると、好物の言葉が。私には温泉街の「歓迎」の旗にしか見えない。
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川原へ降りる。「何。。。。この美しさ」。言葉がでない。
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水、冷た過ぎ。強烈な痛みが突き刺ささる。水中ではヤマメが泳ぎまくる。鮎皆無。この冷たさでは冷水病で生息できない。
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深い谷底なので陽は当たらない。しかし、寒い・冷たいなんて言ってられない。この世界を素肌で体感するのか、しないのかだけである。
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激流もずんずん遡上する。
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更にずんずん遡上し、すんごい場所発見。日本にも、こんなところがあるんだ。説明できない。ひと言で言えば「宇宙」。ふた言で言えば「監視員のいないプール」である。
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卑猥な形の岩の近くで昼食。
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耐低体温症の秘密兵器「レトルトカレー辛口」を、温める術なく、そのままチュウチュウすするがあまり効果なし。こういう時は暖かい岩に抱きつくに限るが、陽が差さない深い深い谷底の岩は冷たい。そんなこんなで陽が山の端に没し、ジエンド。「じゃぁ、引き上げるか。今、何時?」と副本部長に聞くと驚愕の回答が。「まだ1時半すよ」。絶句。一時半と言えば、昼食後に「徹子の部屋」を見ながら、まったりする時間である。
谷底から脱出すると、「日陰、日陰」というぐらい暑い。「何、この寒暖の差。たった数10m上下しただけなのに」。こんな暑いならもっと泳ぎたかった。
「お前なんざぁ、まだ川の『か』の字も判ってない、ひよっこだ」と言われているような気がした、感動的な1日であった。


(2013/9/21)

弓掛川 (岐阜県下呂市)

夏まっさかり担いだキンタロー(フライングゲット)。今日はこの夏最大のイベント作戦Wの決行予定日。天気は快晴マークだが、かの地は前日大雨が降っており、気温も28度止まり。行くか?増水して危険過ぎやしないか?車に乗り込み2人で悩む。高速に乗るも、まだ悩む。「やっぱ最高のコンディションの日に行こう。じゃぁ、どこ行こう?」「んん。。。。」と倦怠期のカップルがケンタッキー食べながらする会話のように。「そうだ!冬に調べたところで行きたいところがある!」と軌道修正。新しい川の開拓は心躍る。

たどり着いたのは相当山の中の「小川の大滝」というパラドックス的名前の滝。かなりの迫力で相手にとって不足はない。泳げるか調査を行うが、どうにも危険すぎる水量でやめ。
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で、今日遊ばせてもらったのはココ。美しい清流で、淵もかなり深く、アマゴ、鮎、うぐいもワンサカ。何と言っても、水の冷たさが完璧。冷たいが、冷たすぎずの「冷やっこい」ってやつ。本当に気持ちよかった。
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ボク、ドザエモン (ケンカキックを自爆した蝶野ではない)。
東海地方の川は行き尽くした感もあったが、いやいや驕ることなかれ、まだまだきれいな川はある。本当にいい川だった。
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帰りはパワースポットとの触れ込みの金山巨石群岩屋岩陰遺跡に。古代文明と天文学を結びつけ、それっぽい綿密な研究結果がいたるところに説明してあるが。。。。。。私にはほとんどコジハル(フライングゲット)ならぬ。コジツケにしか感じられず、ロマンはあるが、説得力ほぼゼロだった。まぁ、人間には巨岩信仰や巨木信仰があるのは理解するので、鵜呑みに信じたい人はどうぞ。
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馬瀬川ダム湖はSmoke on the warter。こっちの方が、ずっと神秘的だった。
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ついでに、横谷峡四つの滝へ。着いたのは夜7時。左上からZ型に白滝、二見滝、紅葉滝、鶏鳴滝。ちょっとチープで泳げる雰囲気ではなかった。夜の滝めぐりを終え、車に乗り込み数分後、絹を裂くような悲鳴が車内に響く。。。。。。。副本部長の足の裏にヒル。(ヒルイングゲット)
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(2013/7/27)

夕森渓谷 (岐阜県中津川市)

また三連休である。いい加減うんざり。。。する訳はない。前回のリアル柿其トレッキングが素晴らしかったので、今回は前から目を付けていた夕森渓谷山奥のアゼ滝、一の滝を見に行くことに。夕森キャンプ場端の車止めに駐車し、滝を目指し山道をテクテク。晴れているが気温15度くらい。わずかにすれ違うトレッカーはみんなそれなりの服装であるが、よくわからない私は、スニーカーに上下ジャージのいでたち。

Yumori1青い空に赤と黄色と緑が映える。紅葉は緑をバックにすると補色の関係なので浮き出て美しい、と余裕をかましているのも最初だけ。道は舗装されているが、それなりの勾配あり。





Yumori2これまた美しいなぁ、と余裕をかましているのも最初だけ。






Yumori33Dテレビのように超立体的で美しい、と余裕をかましているのも最初だけ。






Yumori4おぉー淵も美しい、と余裕をかましているのも最初だけ。






Yumori5林道を外れ、登山道へ入る。ひぃひぃ言い出し、この定員1名の吊橋に来るのもかなり汗だくだが、ここからビリーズブートキャンプ並みの地獄が始まる。急な勾配を死ぬ気で上ったと思ったら、下がったりの連続。「なら、最初から平らに作れよ!来るんじゃなかったぁ!もう無理ぃー!脂肪燃焼のお茶飲んどけばよかった!」と薄暗い登山道で叫びながら、何度も折れそうな心を先人が置いていってくれた木の杖で支え、一歩一歩進む。


Yumori6楽しいのはとうに通り過ぎて、過呼吸、酸欠、ひざガクガク、首のタオルべたべた状態でフラフラになりながら道なき道を進む。こんな行楽シーズンでもすれ違ったのは2人。年間100人も来ないだろう。




Yumori7アゼ滝への最後の関門は鉄枠の階段。握ると冷たい。ここを下って川べりへ。






Yumori8河原に到達。「素っ裸で泳いでもいいですよ」と副本部長の言葉。もはや滝は見るものではなく、泳ぐものである。水に手を浸すと、5秒も耐えれない冷水。殺す気かぁ。この季節、陽の光は当たらず、汗だくの身体からどんどん体温が奪われるが、とりあえず体力回復。









Yumori登山道に戻り、さらに道なき道を進む。誰のために、何のために歩いているか判らなくなるが、とにかく進むだけ。





Yumori10そんなこんなで、車止めから1.5時間で一の滝に到着。美しい。こんな苦しい思いをしないと会えない滝。片道4km程度の道のりだが、平地だと3倍以上歩いた感じ。しばし遊んだ後、来た道を戻る。帰りは行きよりはマシ。舗装された林道に出たときは、「やったぁ、平らな道だぁ!」と声が出た。しかし、道というのは素晴らしい。大昔、誰かが踏み分けた一歩が、その後幾人もの人々が一歩一歩踏みならし、道が道となる。
今回、滝も目的であるが、真の目的は「泳げるところを探すこと」である。美しい淵を見つけると、何とか降り場を探し、崖を飛び降り、河原に降り立つ。水中にそっとカメラを入れると、人間を知らないあまご達がゆっくり優雅に泳いでいた。






YouTube: 清流 岐阜県 川上川



(2012/11/2)

板取川 (岐阜県関市)

ここんとこ朝晩寒いなぁ、そろそろ年貢の納め時か?、どの川も鮎は下って寂しいだろうなぁ、こんな時期に泳いでたらバカ呼ばわりされて、ヘタしたら石投げられるだろうなぁ、と考え過ごす毎日。
25℃だが、太陽が照ればなんとかなるだろうと板取川に向かう。一応、いつもの半そで、短パン、サンダルはやめ、長袖、長ズボン、ジャンバー、靴下、スニーカーのいでたちで防寒対策。

Idadori1やはり、ここは美しい。ものすごく深いのに川底までくっきり。曲者は風。風が吹けば桶屋が儲かる前に体調を崩す。





Itadori2潜ってみると予想を裏切るように魚だらけ。巨大に成長した何千匹の鮎がうねりを上げて泳ぎまくっている。ここは海かいな?と思うほど。やはりこの川はすごい。陸に上がれば、寒いものは寒い。身体を温める意味もあり、川への感謝の意味もあり、辺りに散らばっている他人様が残して行ったゴミを、「二度と来るな、どんな育ち方したら、こんなことしても平気な人間になるんじゃ?」とブツブツ言いながら、根こそぎ拾う。ビニール袋、カップラーメンの容器・ペットボトル・缶など恐ろしい量。ドンキの特大袋がすぐ一杯になった。帰りは、温泉施設で冷えた身体を温め、愛知県に1店しかない「そば処吉野家」で晩飯。

Itadori3川遊びをする時、常に頭にあるのは「アブ対策」である。ウェットの購入も考えているが、どうにも仰々しくなり、自分の川遊びのイメージからずれる。
で、帰り道SportsDepoに立ち寄り、こんなもの(右下)を購入。水中用ではないが、それなりの保温とアブよけには有効かと。副本部長のアイデアで、ひざ上までカバーするため腕用を足に転用。希望の色なく、妥協した色でレジを通し店を出る寸前、在庫確認に走り回ってくれた店員が「お客さんありました!」と差し出してくれた。「とうに閉店時間過ぎてるのに悪いね」と深謝。しかし若者よ、これでもアブに刺されたら返品ね。「これアブ除けなんか目的じゃないですし、しかも腕用を足に履かれても。。」なんて言い訳は、この(川)業界では通用しない。まぁこれで、アブにたかられたら、ポケットからサッと取り出し、パッと装着できる。が、装着している間にアブに刺されるし、黒だから余計に寄ってくるかも。

(2012/10/13)

高樽の滝&付知峡 (岐阜県中津川市)

入道雲はなかなか現れず、スズ虫の声多し。だが、まだセミの声は聞こえるので夏である。
前から目を付けていたリアル付知峡の高樽の滝を目指し、車一台しか通れないガタガタ道を奥へ奥へと進む。

Tsukechi途中で撮った人工堰。この写真を最後にデジカメアウト。SDカード不良でその後はおじゃんで全然撮れてない。





で、高樽の滝がどういうものかというと、こんなところへ。
最近、淵に入る時、川下の浅瀬から寝そべり、そっーと覗くことにしている。人間に気付いていないすっぴんの魚が観察できる。で、高樽の滝つぼをそっと覗く。何かいる。。。。。うぉーーー!何じゃ、このデカさは!シャケ?マンガかいな?と思うほどの巨大イワナ?が鎮座している。主である。「逃げないで」と祈りながら、ゆっくりと1mまで近づき写真を撮りまくる。巨大イワナとの駆け引きに、心臓バクバク。しばらくずると「ごめんなさーい、やっぱムリ!」と猛スピードで逃げられた。デジカメ不調が本当に悔やまれる。滝の写真はまた行けば撮れるが、あのイワナにはもう二度と会えないだろう。「逃がした魚は大きい」という言葉があるが「撮り損ねた岩魚はバケモノ」である。不埒な人間に引っかかることなく、命を全うして欲しいものである。

Takadaru1滝つぼは予想外に浅く、滝の下に立てる。21m上から降り注ぐ滝の水を顔面に浴びる。当然痛い。バチバチと火花がスパークするような音を立てる。さすがに中央部に立つと、ものすごい水量・水圧で命に関わる。



Takadaru22人で、どこまで中央部に近づけるかを実験。滝の爆音も火花の音にかき消され、激痛が襲う。「痛ってぇー!痛ってぇー!」とおっさん2人絶叫しながら滝修行。
2時で日は翳り、宮島キャンプ場へ移動し、前から泳ぎたかった攻橋下の淵へ。でっかい鮎、アマゴ、ウグイが乱舞する。いい川。
帰りは睡魔に襲われコンビニで1.5時間夕寝し、お気にのあたごへ。最近気付いたが、冷たい水に入った後は異様に眠くなる。

てな訳で写真は副本部長からの差し入れ。感謝。

(2012/9/15)

片知渓谷 (岐阜県美濃市)

毎日週末の天気予報を確認する。しかし、コロコロ変わる上、よく外れる。泳ぐのに太陽は重要。雨と言いながら降らないのを怒る人は少ないが、逆はキツイ。前夜、片知(かたじ)渓谷へ行こうと決め、yahoo天気で「晴れ」を確認した美濃地方が、朝刊では「曇り」になっている。am6:00更新yahoo天気は「晴れ」のまま。「どっちだ?まぁ、降らなければよし」と、車を走らせるが、向かう先は分厚い雲に覆われているのが判る。

Katachi1片知渓谷は、高賀渓谷、粥川渓谷と同じ標高1163mの瓢ヶ岳(ふくべがたけ)を源流に持つ渓谷。風情は粥川渓谷とそっくりだが根本的に違う。こっちは、ある程度整備されており、人が来やすい土壌がある。ボルダリングマットを背負って谷に消える若者、登山口に車を止め自転車でダウンヒル/ヒルクラする人、重装備のシャワクラご一行様。みんな思い思いの方法で楽しんでいる。



Katachi2岩が大き過ぎて遡上するのも大変。というか、NewBalanceのシューズ。。。期待外れもいいところで全然だめだった。2度こけた。
他の場所でも泳いで見たくなり、一旦着替えようとした時、ちょっと前に現われたカップルの女性と目が合った。「すいませーん、着替えまーす」と叫ぶも、滝の音にかき消され「何ですかぁー?」と。「着替えまーす」「何ですかぁー?」。で、パンツを拡げ、着替えるマネをしたら、ようやく理解してもらえゲラゲラ笑われた。この娘となら、この志村ケン的コントをずっとやっていたいと思わせる美人であった。


Katachi3で、場所を変え千畳岩へ。BBQご一行様が陣取るが、お構いなしに潜る。水美しく、あまご天国の淵もあり、イワナ2匹にも遭遇。クツの調子がよければ、もっとズンズン遡上したいと思わせる清流である。







YouTube: 清流岐阜県片知渓谷




(2012/9/9)

川上川  (岐阜県中津川市)

12時間前に戻ってきた道をまた引き返す。2日連続、同じ下道をスイスイとゆっくりぶっ飛ばす。愛してやまない織田哲郎をBGMに「タイヤもつかなぁ。。。」と考える。身体はだるいが、今年のテーマは「体力の限界」。雨、台風を考えるとあと数回しか泳げない。天気もよろしい。なので、選択肢は「泳ぐ」しかない。どこへ行こう?2日連続で昨日発見した柿其の綺麗な淵へ行くか?最後の最後まで悩んだが、川上川へ。

Kawaue1泳げそうな場所をウロウロ探したが、結局いつもの場所へ。潜ると「あれっ、目印にしてたでっかい石がない。あまご少ない」。こうも川というのは変わるものかとびっくり。でも変わらず水清らか。
でかいあまご発見。岩の間に逃げ込もうとする。ゆっくりと近づきシャッター準備。その瞬間、岩の間から巨大な生き物がぐっと伸び、そのでかいあまごを一瞬で咥え岩の間に消えた。唖然とした。うなぎ?と思ったが、こんなところにはいないのでイワナである。イワナは雑食で共食いをすることは知っていたが、あんなでかいあまごを一口で咥えることも、弱肉強食の瞬間を見たこともびっくり。それ以上に、自分の運命を知らず、さっきまで幸せに泳いでいたあまご君を、私が追い詰めたことでこうなったことにちょっと気が重くなった。
Kawaue2遡上し、あまご天国のいつもの淵へ行ってみると、ない、何度も泳いだ淵が消滅している。狐につままれたよう。でも、アマゴはいるところにはいる。ニジマス君2匹も発見し、追いかけ回す。この時点で、彼らは自分の運命を知らない。
しばらくすると、遊びに来たお父さん2人がヤスを持って現われた。ちょっと言葉を交わす。先にベースに戻り、イスに座っていると、さっきのお父さんが「あまご2匹と、ニジマス1匹だけですわ」と笑顔で獲物を見せてくれた。こっちも笑顔で応えたが、内心はとてもイヤな感じであった。罪悪感なんぞ微塵も感じる事なく、自分が楽しければそれでいい、魚の命なんて考えたこともない。さっき一緒に清らかな流れの中で戯れたニジマス君をグサっと。。。笑顔の成果報告の裏には、そんな人間のエゴを感じた。ちなみにウチの娘は数年前、知り合いの出産に立ち会い、その体験から命の尊さを人権作文に書き、愛知県知事賞か何かをもらった。今でも教育委員会から「今年の新人教員の研修で使いたいのですがいいでしょうか?」と問い合わせがある。命とは何だろう。答えのない重いテーマは考えると疲れるので、「早く帰ってギター弾こう」と早めに切り上げ。
(2012/8/26)