1.山登らーの記事 (1/14)

天国の仙丈 (3,033 m)

やってられないここ数日が終わり、酒を飲んで転寝、am1:30パッと目が覚める。 代休合わせた3連休の始まり「さぁ何しよう」と、ぼーっとした頭で考えた答えは「平日だし、天気もいいし紅葉だ、女将への挨拶も兼ね、久々女王に行こう」。 かみさんに「今からちょっくら登ってくらぁー」と言い南アルプス伊那側へ車を走らせる。


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4時ごろ仙流荘到着し仮眠。 平日の始発は8:05で登山口8:50、帰り最終は16:00。 遅すぎで、早すぎ。 


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紅葉は「期待したよりも。。。」という感じ。 運転手よりでっかい声で自分の知識ひけらかして物知り顔で説明する乗客がいてうんざり。。。。。(いるよな、こういう人。ホームの山にも) 


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8:50北沢峠、下車とともに登山口へ。 しばらくするとシカと遭遇。 この日1日でタヌキ3、シカ6、カモシカ1、イワヒバリ2と遭遇。  雷鳥は会えず。 登りCT4時間、普通に計算すると最終バスに間に合わないので、ずっと時間を気にする登山となる。 時間に追われる日常から解脱するための山登りのはずなのに、日常より時計を見る。 だから南アのこっち側は好きになれない。 


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中間大幅省略。 稜線に出ると絶景が拡がり思わず声が出る。 甲斐駒かっこいい。 No1~5が見える。 寒いが「地獄の乗鞍」に比べればハワイのようなもの。 ここから甲斐駒さえ見えなかった前回を考えると「やはり天気は大切」と、あたり前のことを痛感。


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あとちょっとで小仙ちゃん。 数日前に大分雪が降ったので断続的にアイスバーンが現れ歩きにくい。


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スタートから休みなし2時間の11:00小仙ちゃんに馬乗り。


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オベリスク、今日も尖ってます。


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さぁ女王様へのレッドカーペット。 美しい。


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左から1・2・3、ダァー!


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雪が超中途半端。


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スパイク装着時、神奈川の女性ハイカーシホさんと出会い、一緒に山頂を目指す。


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3時間の12時ジャスト、女王様捕獲、勝利の猿投山様タオル掲揚。 「得意技=ダラダラ登山」の自分にしては頑張った。 座り休憩もタバコ一服もなしで登ってきた。 寒いがハワイ的天国。 おにぎり一個食べ下山。 それにしてもファッションセンス ゼロ通り越して罰金刑並みのいでたちね。


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シホさんは元気な女性。 ここ1週間車中泊を繰り返し、この辺りの山を登り続け、この後白馬→新潟に移動するというリアルジプシーである。 他の女性ハイカーにない、私に近い山感性を持っており、すっかり意気投合し一緒に下山。 車中泊や山登りの自分のノウハウや考えを語り合い、15:00過ぎ北沢峠着。 会話が弾みあっと言う間の下山だった。 


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帰りのバスは運転手の粋な計らいあり絶景を堪能。 夕方の西陽に黄葉が映えるとのことで、朝見た風景とは比にならない程、美しかった。 シホ嬢と「意味が判らない程きれい」と感嘆。 運転手が言った「はい、みなさん写真撮ってください。 でも写真撮っても実物の美しさは全然伝わらないので目に焼き付けてくださいね。 本物の美しさを」


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下山後シホさんを誘い伊那市街のガストで夕食。 山談義は延々と終わらず気付くと21時過ぎ。 結局出会った12時頃から9時間も山談義し続けたことになる。 一週間の車中泊で人恋しさもあったのか、翌日も共に行動して欲しそうなビームが出ているのも感じ、どうせヒマなのでそれもいいかと思ったが、残念ながら雨予報なので、後ろ髪引かれながら私の常套句「また、どこかの山で会ったら声かけてください」でお別れ。 そこから睡魔と闘いながら下道をぶっとばし、いつもの153号道の駅平谷で力尽き車中泊。


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朝1:30に目覚めた時はこんな一日になるとは思ってもみなかった。 いい一日だった。
シホさん、またどこかで会えますよ、それが山の不思議な力なのです。 この記事見たら右のメールフォームから連絡ください。

帰り道に重要なことに気付いた、「あちゃ、ヒュッテの女将に挨拶するため登ったのに、すっかり忘れてもーた」。 それほど楽しい下山だったのであろう。 というか後で調べたらヒュッテ先週で閉じてた。。。


(2018/10/26)

地獄の乗鞍 (3,026m)

さぁ3連休。 4連休にグレードアップし、No2・3を攻め、あわよくばNo1も登り、日本でもほぼいないであろう「3日でNo1~3を制覇した男」になるという壮大な計画を描いたが、台風通過で、どうにも天気が優れない。 行くかどうか数日悩み、直前で「やっぱ、すっきりしないんで、また今度」と乗鞍+御嶽or焼岳に切り替える。 一度、乗鞍を下から登ってみたいと思っていた。 バスで2700mまで登るなんて、いくら屁たれとは言えアルピニストのプライドが許さない。


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走り慣れた19号を北上し、6時間弱で乗鞍高原へ。

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まずは、知る人ぞ知る、完全無料の秘湯せせらぎの湯へ。 山道をちょっと歩いた渓流の脇にある。


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硫黄臭プンプン。 白骨温泉を始め、乗鞍近辺の温泉はみんな白湯スープ系。


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寝床は観光センター駐車場。 晩飯はスーパードライと、ワンタン入りカップメンに更にワンタン12包を足した超ワンタンラーメン。 さすがに食べていて気持ち悪くなった。 7:30頃に就寝するも、未明にすごい雨風で起き、日の出とともに、自家用車で行ける最高峰三本滝レストハウス1800mに移動。 何とか雨は上がり6:00エントリー。


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紅葉かなりイイ感じ。 寒いがTシャツ一枚でずんずん歩く。 


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相当歩いたが、たった2000m。


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グネグネの車道を串刺すようなに続く登山道を歩く。 夏山と違い、いいペースで歩ける。


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ようやく2400m。 寒いので手袋をはめる。


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紅葉きれい。 来てよかった。


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まだ2500m、こんなガレ場を独り歩く。 どんどん寒くなる。


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きれいやなぁ。 誰一人会わない。 寒くて汗は止まった。


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停まると寒いので、歩き続ける。


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ようやく2600m、まだ先は長い。


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ようやく剣ヶ峰登山口に。 避難小屋で安城出身の神奈川ハイカーと歓談。 雲に突入しベタベタ。


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ようやく登山っぽくなってきたぜ。


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ようやく2700m、あまりの寒さにTシャツ一枚では耐えきれない事に気付き、ウィンドウブレイカーの袖を通す。


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10:00肩の小屋到着。 バスで登ってきた人達と合流。 無料休憩所がうれしい。 50人ぐらいの人が寒さから逃れ避難してる。


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「さぁ、行くか」と山小屋を出ようとしたとき、見覚えのある顔が。 「もしかして、以前猿投山一緒に登った人じゃないすか?」と声をかけると、「あ”-!達人さんだぁー、びっくりぃー!」と驚きの再会。 娘ぐらいの歳だが、娘より愛嬌がある”すえまい”コンビ。


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ようやく2800m、爆汗+寒さ+休憩で足が攣りだした。 やばいが毎度の事と、塩アメをほうばる。


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寒い。。。


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2900m、若人に追いつく。 眩しいぐらい元気である。


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ベタベタ+強風て蚕玉岳は地獄。 ここまでで何十回手鼻を噛んだことか。 「暑くて登れるのか?」と思っていた登り出しがウソのよう。 こんなに寒いとは夢にも思ってなかった。


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頂上小屋はナギ。 穂高のホの字も全く見えましぇん。


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5時間弱の11:00ピークハント。 寒すぎ。


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何も見えず。


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勝利の猿投山タオル掲揚。 頂上小屋に戻り食事を摂るが、あまりの寒さに頭がおかしくなりそうになり、呂律が回らなくなった口で、若人に「お先に戻るわ」と残し、「さびぃー、しぬぅー」と叫びながら、3000mの世界でトレラン下山。


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自分の足で下山する計画であったが、変なプライドは捨て、バス乗り場へ。


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下山後すぐ温泉に入るが、寒さで崩れた身体はすぐに戻らない。 二座目は断念し、くしゃみ100回以上しながら、ティッシュボックス助手席に下道で帰宅。 


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今回の秘密兵器はこれ、100均(キャンドゥ)の簡易ウォシュレット。 感激するぐらいのアイデアグッズ。  どんなペットボトルにも付けれる。 いろはすはイマイチで、CCレモンがいい具合。


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地獄のような寒さだった。 死ぬかと思った。 雪山は完全防寒の上、覚悟して臨むので寒さには耐えられるが、秋山は油断するとこうなる。 思わぬ出会いもあり、忘れられない山行になった。

(2018/10/7)

上越の山巡り③ (高妻山、2,353m)

さぁ100名山3連投目の高妻山へ。 理想は奥社→蟻の塔渡り→戸隠山→一不動→五地蔵山→高妻山であるが、そんな体力はどこにも残っていない。 辿り着けるかも足の具合次第。 チャンスは今日のみ。


夜10時戸隠キャンプ場着で、朝5:30エントリー。 新道の方が時間が短いが入り方がよく分からず。
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キャンプ場は大盛況。 みんなご自慢のキャンプ用品を広げている。 普通の都会人はこのレベルで「自然を満喫した」と満足するのであろう。 ゲートで呼び止められ登山届提出。 「今日は雨ですから気を付けてください」とあり。
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誰もいない広大なのどかな牧場を進む。
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しまいに柵もなくなり牛軍団と同じ空間を通る。 ある意味断崖絶壁より怖い。 相当歩いて「やってもうた、絶対この道じゃない」と確信し、引き返す。
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40分ロスでようやく旧道入口に。 登山届には新道と記載したがまぁよい。 歩き出してすぐに「足も体力も全然回復できてない、今日はあかん」と気付く。
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沢を何度も渡るとても歩きにくい登山道。 ドロドロつるつるで何度も手が泥だらけになり沢で土を落とす。
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ヌメは鎖はあるが、つるっつる。 というか長年の酷使でアウタソールの山がなくなっている。 そろそろ替え時かなぁ。
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足が重い。。。3tトラックぐらい。 ちょっと歩いてはすぐ休憩。 「もうアカン、山頂辿り着ける気がしない。。」
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気付くと帯岩。
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続いて、つるっつるのの鎖場。
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ようやく水場。 水はまだあるが、これまでになく清水に魅せられたこの旅、飲んでみる。 うますぎ。 ここまで登って来た人にしか味わえない美味しさが身体に染みわたる。
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水筒に入れると、ブロック氷と相まって、美しすぎる水の色。 どんな宝石より美しい。 ずっと見惚れていた。
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ヘロヘロで9:30に一不動着。 登り口から600m↑/4kmでCTの2倍かかった体たらく。 高妻山まで丁度半分。
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時間もまだあるので頑張ればピークハントも可能だが気力ゼロ。 「もう高妻山なんて無理です私、『このダメ野郎!』と呼んで頂いて結構です、女王様」とギブ宣言し、土間で爆睡。 
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起きるとかなりの雨。 雷も鳴りだした。 「敗退のいい言い訳ができたが、やばい、雨であの鎖場超えるの大変だわ」と引き返し、登りにくい登山道=下りにくい登山道を慎重に下る。 せっかくここまで登ってきてもったいないが、登山は気分次第。 気分が乗らないときは無理しない。
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ようやく牧場近くに辿り着き、何かが横切ったと思ったらサル。 木の上から枝を揺らしキーキー威嚇される。 しばし睨めっこし、刺激しないように足早に抜ける。 ちょっと怖かった。
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12:00駐車場着いた頃には、全身ベタベタ。
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帰りは、戸隠そばを食べたかったが、沿道に連なるそば屋はどこも超満員で、山を2つほど越え、40kmぐらい走った美麻という山の中の小さな食堂に入る。 入った時は「そばモード」であったが、隣の人のトンカツ定食の大きさと安さ(780円)にびっくりし、方向転換。 滅多に食い物屋を誉めない私も「おばちゃん、トンカツも煮物もうまかったし、キャベツ大量に食べれたし、安いし、大満足だったよ」とお礼を。 飲食店の人はこういう言葉を糧に頑張っているのだろう。 高くて不味いものはいくらでもある世の中、これからも頑張って欲しい。
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北アを横目に、下道で7時間かけ帰宅。 ということで高妻は敗退。 火打と合わせ、また次の機会に。 
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てな訳で全長850km/4泊5日の旅は終わり。
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総括
・「あわよくば4山制覇」とスケベ心満々で臨んだ旅だったが、全然体力が伴ってない。 そもそも一番大事な「根性」というものがないのが致命的。 やはり夏山は人一倍苦手。

・水は2L帯同。 灼熱ではない曇りで、水場もあったので何とかなった。 とにかく清水の美しさとおいしさを再確認した旅であった。

・初めて、額ハチマキタオル、団扇を使ったがよかった。 夏山には必需品となった。

・川潜らーセットも持って行ったが、新潟の水は冷たすぎで泳げなかった。

・タブレットを家に忘れたのが悔やまれる。 やはり自分が全行程のどこにいるのかを把握して登らないとペースが作れない。 

・色々あり、気分的にノリが足りなかった。

(2018/08/13)

上越の山巡り② (妙高山、2,454m)

さて次は妙高山。 夜10時辿り着いた駐車場で就寝。


朝起きると、天気予報通り雨で登山は諦める。
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さて1日どうしようかと思い、日本海沿岸の上越市まで北上し、海見て、温泉入って、買い物で1日潰す。 無駄な一日だが「休息」も必要である。
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午後には雨も上がり、登るべき妙高山も見える。 ここで大きな判断ミスに気付いた。「しまった、山の日の今日はロープウェイ料金1800→1200円なのもあり、今日中に大谷ヒュッテ避難小屋まで行って泊まれば、こんなヒマ潰しする必要もなく、明日の遅いロープウェイ始発7:30まで待たずともよく、行動時間のアローワンスも5時間ぐらいゲットできたじゃん。一石三鳥以上だったのに。。」と。
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10分おきに「しまったなぁ」とブツブツ言いながら、ロープウェイ乗り場に戻り再度就寝。  夜中も「高橋旅館で出火しました」の有線放送とともにサイレンが鳴り響き、30分後には「誤報でした」とのドタバタあり。 よかったのは満天の天の川、感動的であった。 朝起きると妙高くっきり。 4時に起きるも始発の7:30まで、ぼーっと無駄な時間を過ごす。
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この日のロープウェイは割引クーポンで1500円。
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下車後いきなり意味不明の急登ゲレンデで地味にボディブロー。
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今日の秘密兵器は団扇、とても助かった。 しかし、すぐだと思っていたヒュッテはなかなか辿り着けず。
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1.5時間かかりようやくヒュッテ着。 とてもきれいで寝泊まり問題なく、水場も近い。
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すぐに水場とモクモク煙が出る南地獄谷。 歩き出しは「何かセロリの匂いがするなぁ」と思っていたが、ここにきてゆで卵臭=硫黄臭に変わる。
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さぁここからが本場。 しばし急登が続き、ようやく天狗平=燕温泉ルートとの合流地。 後で調べるとそっちの方が見どころ多く、遅いロープウェイ始発待たずにいいのでよかったかも。
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キッつい急登が続く。 ヘロヘロ、汗だく。 吉高団扇で顔を冷やしながら登る。 どんなに汗をかいて水を飲もうが、帰りの水場があるので安心。 水の心配のない登山は重荷が一つ減る。
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核心の鎖場。 吉高団扇はザックに差し登る。
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ちょっと珍しい鎖ね。 福神漬のひょうたんみたいな奴(刀豆)っぽい。 
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鎖場を登り切ると座ってる人達が見えたので「やっと頂上か?」と思ったが、更に上を見るとまだかなりある。 「騙された。。」と心がポキッと折れた。 しばしの休憩の後、気合い再注入し、重い腰を上げる。
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ハードな岩場を登る。
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最終盤の強烈な岩場をヘロヘロで登っていると、すごい勢いでカモシカのようにぴょんぴょん飛び跳ねながら登ってくる驚愕の女の子に会う。 服装は普通の服。 話しかけると高2で「家族が山行くというから付いてきた」とのこと。 「君、山登りの才能あるよ」とヘロヘロ親父は上から目線で諭すが、完全な負け。 若いってすごい。
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4.5時間の12:13ピークハント。 雨飾もうれしかったが、こっちも感激ひとしお。 今回の秘密兵器ぱりんこ数枚とアミノ酸ゼリーを食す。 (毎回だが、登山中は空気を吸い込んでいるのでほとんど食欲ないタイプ)
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北峰方面もガスガスで何も見えないが、せっかくなので足を延ばしてみることに。
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今回、初のサンシャイン池崎ばりの額タオル巻きだが大成功。 顔を伝う汗が激減。 事前にヘッドバンド2種をネット購入したが、大汗かきには話にならない薄さの代物だったので、やはりタオルに。 この旅で何回タオルを絞り、恐ろしい汗の量に自分でもびっくりしたことか。 ロープウェイ最終16:30に間に合わせるため、早めに下山開始。
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下りは「登りのあの大変さは何だったの?」という位ラクラク。 水場の清水のおいしさに感激し、途中から神奈川から来たカップルと下山。 男性はジャイアンツ高橋監督似、女性は「初めての山登りで、とんでもないところに連れて来られちゃいました」と。 この旅、何故か神奈川の人が多かった。 実は神奈川は丹沢あり、高校登山部の校数、部員数が全国ダントツで最多の県である。 そんなこんなで15:30にロープウェイト乗り場に辿り着き一安心。
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本当に疲れた。 まずは上越市に戻りガストでカルピスと卵スープがぶ飲み。 どんだけでも飲める。 さて次はどこに登ろうかと情報整理。 また左足の甲が腫れている。 もう一日空けたいが、天気は崩れるのでチャンスは明日のみ。 火打を登る体力はないと諦め、暗闇の山道を戸隠に向けぶっ飛ばす。
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火打縦走の人も多いが、「夏場の火打日帰り縦走なんて私には100%無理」と思わせるほどキツイ山行であった。 火打も片づけておきたかったが、また今度。 それにしても清水のおいしかったこと。 いい山行だった。
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(2018/08/12)

上越の山巡り① (雨飾山、1,963m)

連日40度オーバーの災害レベルの酷暑続き。 さぁ夏休み、木曜日amで仕事を切り上げ、実質10.5連休。 今回はGWに四阿山から見た美しさが忘れられない新潟の山攻めへ。 高速繰り上げ割引と天候を考え、今日中に登山口まで辿りつかなくてはいけない計画。


帰宅後、14:00に家を出発、安曇野まで高速。 わざび農園、穂高、白馬を横目に通り過ぎ、19:00雨飾山キャンプ場着。
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実はこの山、100名山で一番登りたかった山であった。 10年ほど前、JRの構内に貼られていたこんな絵づらのポスターに魅せられてからずっと登りたいと思っていた。 人ごみの中、毎日ポスターの前で立ち止まり、剥がして持って帰りたい邪念と理性がせめぎ合っていたことを思い出す。
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朝5:00エントリー。 バテるのは目に見えているので、気温が上がらないうちにある程度登っておきたい算段。 しばらく沢沿いに歩くと急登が始まる。
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1.5時間で雨飾とご対面。。。。と思いきやガスガス。 ここからグッと下りて(もったいなぁ)
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前述の写真が撮影された荒菅沢へ。 「何も見えへんやんか・・・」。 しかし、カンカン照りで登る体力ないので曇りもラッキーと諦める。 汗を落とした後「さぁここからが本番」と気合を入れる。
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ガンガン登る。 既にヘロヘロ。
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ガンガン登る。 暑さとの闘い。 恐ろしい汗。 小まめに給水。
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ガンガン登る。 まだ初日だから頑張り過ぎないようにセーブしながら登る。
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ガンガン登る。 何だよ、分母の11って。
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やっと踊り場笹平に到着。 キツイの何の、死にそうだった。 ここまで出会ったのは数人。 しばらく平坦なルート。 何だよ、10/11って。 
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最後は急登。 もう体力限界だが「ゴールはすぐそこ」と気合を入れて歩を進める。
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死力を振り絞り登り続けると、何か人工物っぽいものが視界に。 「頂上か?」、騙された時のショックがデカイので半信半疑。
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やった。。。頂上だ。。。久々の「辿り着いた」感充満。 4時間。
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猿投山様タオルで勝利宣言。 何も見えないが、それでもいい。 
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一寝入りして起きると、ちょっとだけ天気も回復してきた。 頂上は4人ぐらい。 みんな「キツかったすねぇー」と異口同音。
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今回の夏山対策の「ぱりんこ」を数枚とアミノ酸ゼリーを食べ、1時間ほど滞在し下山。 歩いてきた「雨飾りの乙女」の全貌も見えた。 「とにかく荒菅沢まで辿り着けば冷水フリードリンク」を励みに重い足を進める。
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ちなみにちゃんとした角度で見る乙女はこれ。 乙女である。
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ヘロヘロで荒菅沢到着。 天気も回復し、よかった。 この写真を撮りに1日中歩きまくっていたのだ。 まずはオーバーヒートした身体を冷やすため頭から冷水を浴びる。 これ短髪男性の特権。 死ぬかと思うぐらい気持ちよかった。 1日中お好み焼きを焼いていた鉄板に氷水をかけるような感じで「じゅっ」って音が聞こえた。 
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水うますぎ、幸せの極み。 あまりに気持ちいいので、ここで再度昼寝。 極楽。 しかし帰らねば。。。と重い腰を上げ歩を進める。
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登り返して振り向くと雨飾の全貌が。 よく見るとすごいスラブ。 布団菱というらしい。
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15:00下山。 距離、標高差とも大したことないと思っていたが、キツイ山行だった。 何と言っても荒菅沢の水のおいしかったこと。 いい山行だった。
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白馬に戻り、ガストでニンジンジュースとスープ計7杯飲み、失われた糖分と塩分を補給し、次はどこに登ろうかと思案する。 戸隠、高妻、火打、妙高。。。翌日山の日はロープウェイが格安な「妙高山」に決定し、真っ暗な山道をぶっ飛ばす。 旅は始まったばかりであるが、この先が思いやられるヘバり様である。
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(2018/08/10)