1.山登らーの記事 (1/13)

上州の山巡り⑤(霧ケ峰.車山 1925m)

次にどこに登ろうか考え、いくつかの候補が頭に浮かぶ。
 浅間山の火口巡り→近すぎ
 妙高山→家と反対方向
 北上して戸隠山→この疲労度で挑んでは生きて還れない
 久々の将棊頭山→距離長めの雪山なのでリアル聖職の碑になる
とりあえず100名山5連投記録樹立のため、一番ヤワイ霧ケ峰に向かう。

17:00霧ケ峰の近辺の駐車場着。 昔どこから登ったか全く記憶ないが、「まぁいっか」と登りだす。
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すぐ遊歩道はなくなり、膝上笹やぶの薄い踏み跡を辿る。 だだっ広い草原であり、「これは帰り判らなくなるわ」と、目印になる岩や木を記憶しながら登る。 それでも判らなくなり、最後は「木曽駒目指して帰れば何とかなる」とタカを括る。

30分ぐらいでピークハント。 立派な観測所ができている。
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ホワイトアスパラ4本に囲まれた神社でお参り。
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やはり帰りは道ロストで焦る。 霧ケ峰で遭難したら「笑い者」通り越して、永遠に語り継がれる「伝説のヘタレハイカー」になってしまう。 木曽駒目指し歩いて、駐車場に辿り着き一安心。 登山で頂上に着く時の喜びと、自分の車に戻れた時の感激は等しい。
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その後
諏訪市に戻り、馴染みのガストでニンジンジュースがぶ飲み。 前回と同じ席で、同じウェイトレスだった。 前回「どうにかすると可愛いくなる」と思っていたが、どうにもなっていなかった。 次回に期待。
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風呂を探すと、諏訪湖畔の「ちびっこランド」という20時以降半額300円の施設を知り向かう。 行ってみると巨大なスポーツセンターでジムやプールあり。風呂も嗜好を凝らした超ナイス。 ジェットバスの威力や史上最強で、足の疲れも吹っ飛んだ。
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いつもの下道を順調にぶっ飛ばし、24:00馴染みの平谷の道の駅でギブし就寝。
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もう一発登ろうと、家に帰らず猿投山様に登る
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帰宅し「やっぱ家の布団は最高やなぁ」とひと寝入り
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ブロンコビリーでパイナップル馬鹿食い

こんな感じで、走行距離1020kmの100名山5連発+猿投山様=山6連投というクレージーな旅は終わり。 真似できる人あればやってみてください。 
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(2018/5/1)

上州の山巡り④(四阿山 2354m)

栃木の山々に後ろ髪惹かれながらも、西へ車を向ける。 まだまだ登る、100名山4連投目。 赤城山で色んな人から勧められた嬬恋の四阿山(あずまやさん)へ。 読み方させ知らなかったが行きに伴奏した吾妻川と言われればピンと来た。 

まずは登った赤城山を見入りる。
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そして二百名山の妙義山。 昔からずーっと登りたいと思っていた大好きな山で、本当は今回のMUSTであったが、この体力消耗具合では生きて還れないのでまた。 
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伊香保温泉の小さい風呂で汗を流し、「ここを逃したら食べるところなし」と、(ラーメン好きでない私として)不本意ながら東吾妻町のラーメン屋で夕飯。 「みそトマト」って。。。群馬県民の味覚は信じられない。 飯にしろ風呂にしろ、「どこも夜中までやっている、食べるところなんてどこにでもある」なんて思うのは都会人の妄想で、山間部では6時を目途でケリを付けないとアウトである。
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嬬恋を抜け、鳥居峠に辿り着き、脇に逸れ、ここからナビにも表示されないガタガタ道を20分。 20:30人っ子一人いない漆黒の林道行き止まりで就寝。
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起きても誰もいない。 ふと見ると仮設トイレが。 「どーせ汚ったねぇーんだろうな」と入るとキレイ。 人生最速の30秒ぐらいで用を足し、5:30エントリ。
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今回の作戦は「暑くなる前に登り切る」である。 寒いが無理してシャツ一枚で歩き出す。 体温は上がるが、汗が出るか出ないかの寒さで超気持ちいい。
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視界が開けると浅間山どっかーん。
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どんどん高度を上げると北アどっかーん。 超きれい。
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超ゆっくり歩を進め1.5時間で「あずまやさんの東屋」に。
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しばらく稜線を伝い、ようやく四阿山と対面。 
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ここから登山道は雪に閉ざされる。 Tシャツ一枚で雪の上をザックザック歩ける喜び。
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頂上が見えた。
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8:50ピークハント。 貸し切り。
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信じられない絶景が拡がる。 北アが一直線整列で、こちらからの角度で見たのは初めて。 南から、浅間山→富士山→八ヶ岳→蓼科→甲斐駒→仙丈→空木→木曽駒→御嶽→乗鞍→西穂→奥穂→キレ→槍→燕→水晶→鹿島槍→五竜→白馬→高妻→黒姫→火打→妙高。 あまりの美しさで、下りる気ゼロ。 結局4時間頂上に居座り、登ってくる人と会話を楽しむ。 今まで見た山景色の中でベストかもしれない。
それにしても御嶽も中アも遥か彼方。 あの更に先に帰らないといけないが、気が遠くなる距離である。
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おいしかったのり巻き。 特にたくわん。
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帰りは別ルート。 白樺きれい。
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やはり人のお勧めは素直に受け入れるものである。 本当にいい山だった。 
寒いのに山談義に付き合って頂いた東京のハイカーさん、憧れの雨飾の麓で育った女性ハイカーさん、富士山を指し「あの山何ですか?」と聞いてきた石川から来た彼女が可愛いカップルさん、みなさんありがとうございました、楽しかったです。
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さぁ帰ろう。。。。もうひと山登ってから。

(2018/4/30)

上州の山巡り③ (黒檜山 1828m)

まだ登る、100名山3連投目。 赤城山の最高峰へ箸休め登山。

谷川岳下山後、南下し沼田市とやらに辿り着き、バーミヤンで夕食。 ここですごいイイ感じのウェイトレスに会う。 40歳くらいで、さほど美人ではないが、今まで会ったことのない雰囲気美人。 例えるなら。。。例えられない。 この旅最大の収穫。 「赤城山、一緒に登りませんか」と言えなかったのが最大の後悔。  そう昔から「旅の恥は掻き捨て」という。
そんなこんなで、道の駅白沢の望郷の湯で、(国定忠治が何者かよく分からないが)月と赤城山をパシャ。 期待した風呂は洗い場たった7ブース、緩いジェットバス、コインロッカー返らずの¥200でかなり不満。
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で今晩も登山口で就寝。
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7:30エントリ。 のっけから直登で予想外にバッテバテ。
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更に、夏日(25度)オーバーの気温のため、足全く上がらず。 たくさんの人が登る山で、出会った人みんなで声を掛け合いながら登る。 みんな苦痛を共有する同志。
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なんやかやと、9:15やっと頂上。 遅っそー。 しかしこれが今の私の実力。
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何とかピークハント。 
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稜線伝いに数分歩くと、北端の絶景エリア。 すごい絶景! 見たことない山が連なり、地元ハイカーに教えてもらう。 雪に覆われた谷川連峰を指し「昨日登ってきました」と言うと、みんなひれ伏し拝まれた。 ビックリしたのは栃木がすぐそこなこと。 こんなところまで来たんだ。。。と感慨にふける。 次はどこに登ろうと考える。 苗場は豪雪、草津白根は噴火で入山できず、武尊は先週でリフト終わり、至仏・尾瀬はMax混むだろう、日光白根も大雪、男体山の刀も見たい、名前が最高に美しい皇海もいい。。 どこも魅力的でヨダレ、ダラダラ。 例えれば。。。品位が下がるので止めておこう。 しかし、正直もう体力の限界、疲れはピークで栃木を攻める体力はない。
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たくさんの人と出会ったアットホームないい山だった。 千葉から来た奥さんが可愛いご夫婦、上州の山を教えて頂いた地元の汗かきおじさん、「私も車中泊の山巡りやりたいわ」と言っていた栃木パーティのみなさん、女子高登山部の先生、ありがとうございました。 
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これ以上北上すると「永遠の流浪の旅人」になって元の生活に戻れない身体になってしまう怖さを感じたので、ちょっとずつ戻ることに決定。 ということで前半戦終了。
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(2018/4/29)

上州の山巡り② (谷川岳 1977m)

さぁいよいよメインイベント、ずっと登りたかった世界一遭難者が多い谷川岳へ。 

大型ショッピングセンターのようなロープウェイ乗り場駐車場(\1000)で朝を迎える。
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朝7時、遅いロープウェイ(¥2060/往復)の始発に乗り込む。 大津市から同じように山巡りの旅をしている30代男性と山情報を交換。 遠い親父の故郷の山で、遠い母親の故郷の人と会うのは不思議である。
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迫る魔の山。
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ロープウェイを降りると雪世界。 アイゼンか悩むが、まずはスパイクを選択。 一歩一歩踏みしめながら天神尾根を登る。
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踏み跡をザックザックと歩き、魔の山との対決が迫る。
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二つの尾根ルート出会いの熊穴沢避難小屋。 さぁここから。
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全貌を現した。 「なんや、全然近いじゃん、こんなん楽勝」とみんな錯覚するのを知っている。
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どんどんキツくなる。GW前の日の先頭組なので踏み跡は薄く、周りにハイカーはほぼいない。 次の一歩を確認しながら登る。
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強烈にキツくなってきた。 岩も木もないのでバランス崩したら300mくらい滑落する。
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ピッケルを雪にぶっ込みながら、ザックザックと登るが、全然進まない。 雪とのタイマン勝負。 座るところなど皆無なのでアイゼンに替えられない。 なのでズルズル滑って余計な体力を使う。
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ようやく何か人工物が目に入っり、永遠と思われたキックステップの死闘が終わりに近づいていることを知る。 この辺りは発狂寸前。 気付くと「うりゃー!うりゃー!」と声を上げながら、ピッケルを両手でザラ雪にぶっこみ、船を漕ぐようにグイっと体を持ち上げて死にもの狂いで登っている自分に気付く。 こんな両手でピッケル使ったのは初めて。 
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ようやく座れるところ谷川岳ケルンに辿り着き腰を下ろし、とりあえずアイゼンに変更。
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さぁ、第1ピーク、トマノ耳へのビクトリーロード。 雪庇なのでこれが崩れたらジエンド。 よくみると深さ10mぐらいのクラックもあり、ゾッとする。
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3時間弱の10:11片耳ゲット。
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さぁ対峙する最高点オキノ耳へ。 天気も回復してイイ感じ。
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10:35憧れの谷川岳ピークハント。 相変わらずファッションセンス=ゼロね。 パタゴニア野郎からすれば異星人であろう。
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稜線美しすぎ。 ずっと見惚れる。
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800人以上の命を飲み込んだ一の倉沢に足ブラして昼食。 ウズラ串大好物であるが、これはイマイチだった。 判って欲しいなぁ、おいしいウズラ串の作り方。 ただフライにすればイイってもんじゃないのに。
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遅いロープウェイも帰りはイラつかない。 下山後、谷川岳がよく見える公園で死闘を振り返りながらアイゼンを洗い昼寝。
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今日の出来高。
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天神尾根ルートは夏道はどーってことないらしいが、やはり雪山となるとキツかった。 サクッと書いたが、両手ピッケル差して死にもの狂いで登ったあの急登のしんどさは忘れないだろう。 ピッケルがこんなにありがたく有効に感じた登山は初めてかも。
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(2018/4/28)

上州の山巡り① (蓼科山 2531m)

さぁGW9連休。 ここのところ、仕事のストレスはピークで、かろうじて精神のバランスを保っている状態。 さぁ「心の洗濯」に出かけよう。 秩父の100名山を仕上げるか、九州を攻めるか迷ったが、直前で親父の故郷群馬の山巡りに決定。
今回の山旅のルールは
・体力の限界に挑む
・どこに登るかは風まかせ
・高速、宿は使わない
・夕食は店で食べる

仕事を終え、夜九時帰宅。 不本意ながら平日の高い高速に乗り、「行けるところまで」とたどり着いた蓼科山スズラン峠登山口で寝て朝を迎える。 バイオトイレきれいだった。
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「前に北から登った時はラクラクだったなぁ」と思い出しながら朝の山道をテクテク。
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スズランルートはちょっと手強い。三段階で急登がある。
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八ヶ岳きれいね。
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どんどん急になる。 GW1日前なので誰とも会わない。
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縞枯れ地帯。 寒いが汗だく。
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頂上が近いぞ。
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と思ったら、ぐるーんと迂回。
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翌々日から開店の山頂ヒュッテでバッチ購入。
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黄色ペンキに従って登る。
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9:25ピークハント。 遅っそー。 人っ子一人いない殺伐とした世界。
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真ん中の神社に寄る。
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北側へ移動し北アを見ながらパン1個を食す。
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「帰りに久々寄ってみっか」と霧ケ峰を見下ろした後下山。
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麓の村は桃の花満開。
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浅間山を通り過ぎ、
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桜満開の軽井沢を通り過ぎ、
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「温泉と飯を何とかせねば」と辿り着いたのは、高山村というところの「ふれあいプラザ」なるところ。 「いかにも」のネーミング。
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その後谷川岳ロープウェイ駐車場に辿り着き瞬殺で眠る。 とりあえず旅は始まった。
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(2018/4/27)